2021/05/30(日)いろいろな意味で痛い
【埼玉西武 vs 阪神 第3回戦】 (2021年05月30日/メットライフドーム) 阪神 0 2 1 2 2 0 2 0 0 9 埼玉西武 0 3 2 0 0 0 3 0 0 8 [勝] 及川 1勝0敗0S [S] スアレス 1勝0敗16S [敗] 與座 0勝1敗0S [本塁打] 2回表 糸井 3号 2ラン (平井) 2回裏 愛斗 5号 3ラン (村上) 5回表 梅野 1号 2ラン (與座)
このところ勝ちから遠ざかっている平井ですが、今日もピリッとしません、2回に糸井のホームランで先制を許すと、愛斗のホームランで逆転に成功した直後の3回、1アウト一塁からマルテのヒットをセンターの若林がファンブルする間に同点に追いつかれます。しかも、このときに若林が膝を痛めて担架で運ばれる事態となりました。大事に至らなければいいのですが……。
3回裏に栗山、呉の連続タイムリーツーベースで2点を勝ち越しますが、4回表、糸井、梅野の連打と、木浪の送りバントを森が上手く処理できずにノーアウト満塁となり、ここで平井は降板となりました。代わりがいれば一度二軍に落としたいところですが、いますかね。
平井のあとを受けた佐野が近本のセカンドゴロの間と中野のタイムリーでランナーを二人返して同点とすると、ベンチは與座にスイッチ。與座はマルテを三振に切って取ったあと、大山にいい当たりを打たれますが、ショートの山田が斜め上に目一杯のジャンプをしてダイレクトキャッチ。超ファインプレイで同点止まりでしのぎました。
4回のピンチをしのいだ與座ですが、5回は2アウトから糸井にフォアボールを与えたあと、梅野のホームランで勝ち越しを許します。
6回は武隈が上位打線を三者凡退に抑えますが、6回は十亀が1アウト一三塁のピンチを招き、糸井の犠牲フライで追加点を許します。しかし、犠牲フライまでは仕方がないまでも、その後の返球がそれて一塁ランナーを二塁に進めてしまいました。結果的にはこれが致命傷に繋がった形で、梅野の左中間への当たりが前進守備のセンターの頭を越えてタイムリースリーベースとなりました。ランナーが一塁にとどまっていて、通常の守備位置なら追いついていた当たりでしたね……。
しかし、打線も粘りを見せ、その裏、呉のタイムリー、スパンジェンバーグのタイムリーで2点を返し、さらに1アウト満塁から愛斗の犠牲フライでもう1点を返しますが、二塁ランナーの山川が三塁を狙いかけて、結局二塁に戻ってタッチアウト。レフトフライで送球の乱れもないのになぜ三塁に行こうと考えたのか。最悪のボーンヘッドで同点、逆転のチャンスは潰れました。
8回に代打メヒアがツーベースで出塁したあと、代打岡田が送りバント、森が敬遠で1アウト一三塁のチャンスを作りましたが、中村、栗山が倒れて同点ならず。9回も2人のランナーを出しましたが、得点には至らず、1点差でこのカード負け越しとなりました。