2021/10/26(火)最終戦(vs 北海道日本ハム 第25回戦)
【北海道日本ハム vs 埼玉西武 第25回戦】 (2021年10月26日/札幌ドーム) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 1X 1 [勝] 杉浦 3勝3敗27S [敗] 武隈 0勝2敗0S
2021年シーズンは投手の左右にこだわった挙げ句、エラーでピンチを広げて最後は押し出しフォアボールでサヨナラ負け。今年のライオンズを象徴するようなゲームで、栗山監督の札幌ドームラストゲームに花を持たせる格好となりました。負け惜しみでなくいい光景でしたね、と思ってしまうくらい負けても悔しくありません。弱いんだから仕方がない。
西武、辻発彦監督続投発表 来季就任6年目でのリーグV奪還を目指す - プロ野球 : 日刊スポーツ
私はライオンズファンの平均よりはるかに辻監督の評価が低いので、今年のような采配を続けるつもりならとっとと辞めていただきたいと思っているくらいなのですが、2連覇の功績を無視するつもりもありませんので、球団が来年も任せるというのであればそれを見守りたいと思います。
とはいっても、せめてシーズンはレギュラー9人で戦うものではないこと、送りバントは得点効率を下げること、金子侑司さんのセンターの守備は下手なことくらいは理解してほしいと思います。
首脳陣には不満しかありませんが、選手個々人は一部の高年俸選手を除いてよくやってくれたと思います。来年はオープン戦から熾烈なレギュラー争いが見られそうで楽しみにしています。一年間お疲れ様でした。
2021/10/25(月)戦力外
秋ですね。
西武吉川光夫、綱島龍生ら8人が戦力外 伊藤翔ら4人は育成再契約見込み - プロ野球 : 日刊スポーツ
綱島は驚きました。目を見張るような数字を残せていなかったことは確かですが、まだ4年ですし、成長の余地は十分にあると思っていました。本人の気持ちがすでに次の世界に向いていたということもあるのかもしれませんね。お疲れ様でした。新しい道でも頑張ってください。
育成契約が見込まれる4人に関しては、支配下を目指す(あるいはプレイできる体にする)戦いになります。幸いというとおかしな言い方になりますが、ライオンズの層の薄さを考えれば、必ずチャンスは巡ってきます。頑張ってください。特に伊藤はルーキーのときのフォームを取り戻せればまだまだやれると思うんですよ。リハビリが終わったときには有能な指導者たちに見てもらってほしいですね。
残りの3人に関しては、失礼な言い方になりますが完全に予想どおりでした。駒月は球団に残るようですが、吉川と中塚は現役にこだわりがあるようなコメントにも見えます。ファンのひいき目で見てもだいぶ苦しいのではないかと思うのですが、後悔しないように頑張ってほしいと思います。
2021/10/24(日)長い移動日
ライオンズの最終戦はいつなんだっけ? と思って確認したら、火曜日なんですね。今年はいろいろと文句ばかり書いてきましたが、あさっては有終の美を飾ってもらいたいと思います。まぁ、いずれにしろ5位か6位なんですがw
一方、優勝争いのほうは佳境に入ってきており、うらやましいなーという思いでのんびりと試合を眺めています。来年はこの争いの場にライオンズもいてほしいところではありますが、1年で立て直せるかというとまた難しいところで……。
野球殿堂博物館「松坂大輔投手 引退記念展示」のお知らせ|埼玉西武ライオンズ
さすがにそろそろ元気に外出しても良さそうな感じにはなってきたので、近々行ってみたいと思います。
2021/10/23(土)雀魂の牌譜をNAGAに解析させる
0. はじめに
10月20日のアップデートにより、麻雀AIの NAGA にオリジナルの牌譜を解析させる機能が追加されました。これまでは 天鳳 の牌譜を対象としたサービスでしたが、これからはどんな牌譜でも解析させられるのです。私もさっそく 雀魂 の牌譜を解析させようと思ったものの、かといって 天鳳牌譜エディタ にポチポチ入力するのは現実的でありません。というわけで、もっと簡単に解析対象のデータを作成する仕組みを考えてみました。
1. 牌譜データをダウンロードする
前提として、 NAGAで牌譜の解析をさせるには、天鳳牌譜エディタ形式のURLが必要です 。牌譜エディタのURLはhttps://tenhou.net/6/#json=牌譜データ という形式なので、この 牌譜データ の部分に雀魂の牌譜を突っ込むことが最終目標になります。とはいえ、この牌譜データを手で作るのはあまりにも大変です。というより、それならば素直に牌譜エディタを使うべきです。では、ほかに何かいい方法はないでしょうか。
少し話は変わりますが、麻雀AIの Akochan に天鳳や雀魂の牌譜を解析させる Akochan Reviewer というシステムがあります。そして、Akochan Reviewerで雀魂の牌譜を解析させるには、事前に牌譜データをダウンロードしなければいけません。
そうです。 牌譜データをダウンロードしなければいけない のです。そして、ダウンロードするための仕組みはすでに用意されています。せっかくですから、ありがたく乗っからせてもらいましょう。以下の手順でダウンロードの準備をしてください。
- ブラウザの拡張機能である Tampermonkey をインストールする
- downloadlogs.js をTampermonkeyに登録する
downloadlogs.js の NAMEPREF の値を 0 に設定しておきましょう。ダウンロードする牌譜データ内の役名が日本語になります。さて、以上でダウンロードの準備が完了しました。雀魂にログインし、対象の牌譜画面でキーボードの
S キーを押してください。これまでの手順に誤りがなければ、牌譜データのダウンロードが始まるはずです。(謝辞) 本文中にもあるとおり、本節の手順はAkochan Reviewerの仕組みを流用させていただきました。Akochan Reviewerを開発されている Equimさん に感謝いたします。ありがとうございました。
2. 牌譜データをNAGAが解析できる形式に変換する
前節の手順で牌譜データをダウンロードできるようになりましたが、残念ながらこのままではNAGAに読み込ませることができません。2点ほど手を加える必要があります。2-1. 局ごとのデータに分割する
先ほどダウンロードした牌譜データは、JSONの中に半荘すべてのデータが含まれています。
// ダウンロードした牌譜データ
{
"title": [...],
"name": [...],
"rule": [...],
"log": [
[東1局の牌譜],
[東2局の牌譜],
...
],
...
}
NAGAでは局単位の牌譜データを読み込むため、以下のように局数分のJSONに分割してあげる必要があります。
// 東1局
{
"title": [...],
"name": [...],
"rule": [...],
"log": [
[東1局の牌譜]
]
}
// 東2局
{
"title": [...],
"name": [...],
"rule": [...],
"log": [
[東2局の牌譜]
]
}
...
title 、 name 、 rule 、 log 以外の項目は削除しても問題ありません。2-2. 役名を変換する
和了役に風牌が含まれる場合、そのままではNAGAに読み込ませることができません。雀魂では「場風牌」「自風牌」という表記であるのに対し、NAGA(というよりも天鳳)では「場風 東」「自風 南」のように牌の種類まで含まれているからです。役の名前は牌譜データの中に直接文字列で埋め込まれているので、天鳳の形式に書き換えてしまいましょう。(2021-10-29追記) ダブルリーチについても、雀魂では「ダブル立直」、NAGAでは「両立直」と表記が異なります。こちらもNAGAの形式に書き換えましょう。
2-3. 退屈なことはPythonにやらせよう(2021-10-29更新)
以上の対応でhttps://tenhou.net/6/#json="title":[...],"name":[...],"rule":[...],"log":[[...]] のようなURLを組み立てられるようになりました。これでNAGAに牌譜を解析させることができますね。お疲れ様でした!……で、終わりにしてしまうのも芸がないので、ダウンロードした牌譜データを編集するPythonスクリプトを作成しました。このスクリプトは牌譜データを標準入力から受け取り、牌譜エディタのURLを標準出力に出力します。
import json
import sys
def create_viewer_urls(soul_json):
"""
雀魂の牌譜JSONを牌譜エディタURL群に変換する。
Args:
soul_json (str): 雀魂の牌譜JSONを指定する。
Returns:
list[str]: 牌譜エディタURL群を返す。
"""
# 雀魂の牌譜JSONを辞書に変換する。
soul_paifu = json.loads(soul_json)
# title内の卓名を雀魂っぽく変換する。
#
# 変換前のtitle:
# "title": [ "玉の間南喰赤", "2021/10/20 20:48:01" ]
# 変換後のtitle:
# "title": [ "玉の間四人南", "2021/10/20 20:48:01" ]
title = soul_paifu['title'].copy()
title[0] = to_soul_table(title[0])
# rule内の卓名を雀魂っぽく変換する。
#
# 変換前のrule:
# "rule": { "disp": "玉の間南喰赤", "aka53": 1, "aka52": 1, "aka51": 1 }
# 変換後のrule:
# "rule": { "disp": "玉の間四人南", "aka53": 1, "aka52": 1, "aka51": 1 }
rule = soul_paifu['rule'].copy()
rule['disp'] = to_soul_table(rule['disp'])
# logを局ごとのデータに分割し、牌譜エディタURL群として返す。
return ['https://tenhou.net/6/#json=' + json.dumps({
'title': title,
'name': soul_paifu['name'],
'rule': rule,
'log': [to_naga_log(log)],
}, ensure_ascii=False, separators=(',', ':')) for log in soul_paifu['log']]
def to_soul_table(tenhou_table):
"""
卓名を雀魂っぽく変換する。
Args:
tenhou_table (str): 天鳳っぽい卓名を指定する。
Returns:
str: 雀魂っぽい卓名を返す。
"""
# 表記の好みの問題なので、必ずしも必要となる処理ではない。
return tenhou_table.replace('南喰赤', '四人南')
def to_naga_log(soul_log):
"""
局データをNAGAが解析可能な形式に変換する。
Args:
soul_log (list[list]): 雀魂形式のlogを指定する。
Returns:
list[list]: NAGAで解析可能な形式のlogを返す。
"""
# 流局時のデータは変換の必要がない。
if len(soul_log[16]) < 3:
return soul_log
naga_log = soul_log.copy()
# 当該局の場風を設定する。
#
# 局を表す数字と意味:
# 0 => 東1局, 1 => 東2局, ...
prevalent = ['東', '南', '西', '北'][naga_log[0][0] // 4]
# 当該局の和了者の自風を設定する。
#
# 算出方法:
# (和了者のプレイヤー番号 - 親の位置) % 4
seat = ['東', '南', '西', '北'][
(max(enumerate(naga_log[16][1]), key=lambda x: x[1])[0] - (naga_log[0][0] % 4)) % 4
]
# 役名をNAGAが解析可能な表記に変換する。
naga_log[16][2][4:] = [to_naga_hand(hand, prevalent, seat) for hand in naga_log[16][2][4:]]
# 変換後のlogを返す。
return naga_log
def to_naga_hand(hand, prevalent, seat):
"""
役名をNAGAが解析可能な表記に変換する。
Args:
hand (str): 和了役を指定する。
prevalent (str): 場風を指定する。
seat (str): 和了者の自風を指定する。
Returns:
str: NAGAで解析可能な表記の役名を返す。
"""
# 対応が必要な役が判明次第、随時追加する。
if hand == '役牌:場風牌(1飜)':
return f"場風 {prevalent}(1飜)"
elif hand == '役牌:自風牌(1飜)':
return f"自風 {seat}(1飜)"
elif hand == 'ダブル立直(2飜)':
return '両立直(2飜)'
else:
return hand
if __name__ == '__main__':
for url in create_viewer_urls(''.join(sys.stdin.readlines())):
print(url)
2-4. プログラミングはわからにゃいけどNAGAを使いたいにゃ!(2021-10-24追記)
Pythonを動かすための環境を用意できない場合は、Web上でプログラムを実行するサービスを利用しても良いでしょう。まず、先ほどのスクリプトを少し変更します。最後の3行を以下のように書き換えた上で、
※ここに牌譜データを貼り付けるにゃ! の部分に牌譜データを埋め込んでください。
if __name__ == '__main__':
soul_json = """
※ここに牌譜データを貼り付けるにゃ!
"""
for url in create_viewer_urls(soul_json):
print(url)
続いて、 Paiza.io にアクセスします。入力欄(背景色が黒い領域)に変更後のスクリプトを貼り付け、実行ボタンを押してください。スクリプトに誤りがなければ、画面下部のコンソールに牌譜エディタのURLが表示されるはずです。また、 雀魂の牌譜をNAGA解析する方法|アトリエ@凛凛、凛世|note ではGoogleスプレッドシートを使う仕組みが紹介されています。本エントリの内容はすっぱり忘れて、そちらの手順で進めるのもひとつの方法でしょう。
3. 遊びのはずなのに仕事のような障害報告をしている件(2022-01-21更新)
何度か解析を行う中で、NAGA側の不具合と思われる事象にも遭遇しました。以下の問題はすべてサポートに連絡しています。自分で言うのもアレですが、連絡に際してはかなり質の高いレポートを送っているつもりです。 一応プロなので 。
- アガリ時の点数申告画面で赤ドラと裏ドラの表記が逆になっている
- 2021年10月20日に報告
- 2021年10月22日に解消の報告を受領
- カンが含まれる牌譜を読み込めない
- 2021年10月22日に報告
- 2021年10月25日に解消の報告を受領
- 同一プレイヤーが2巡続けて同一の牌を切り、その両方を別々のプレイヤーが鳴いた局の牌譜を読み込めない
- 2022年1月5日に報告
- 2022年1月6日に原因の報告を受領
- 2022年1月21日に解消の報告を受領
3つ目の事象は 牌譜ビューア で見たほうがわかりやすいかもしれません。Dさんのリーチ宣言牌と次巡の捨て牌がいずれも七萬で、宣言牌はBさんがポン、次の牌はAさんがチーしています。このようなケースで読み込みに失敗するという事象でした。
4. おわりに
すべての牌譜をNAGAに読み込ませてしまうと、九種九牌や四風連打の局でも20ポイント消費することになるので、対象の局はしっかりと取捨選択しましょう。2021/10/22(金)秋の訪れ
こういうニュースが増えてくると秋を感じますね……と書こうと思ったのですが、秋とは思えないくらい寒い一日でした。
西武榎田大樹と小川龍也が戦力外「優勝した年の戦力として感謝」渡辺GM - プロ野球 : 日刊スポーツ
榎田は二軍暮らしが長くなるにつれて、ライオンズの二軍投手にありがちなボールを置きに行くフォームに変わっていました。二軍の投手コーチどもは何人壊せば気が済むのでしょうか。
小川は右を苦手にしないタイプだった(特に2019年は圧倒的に左に打たれていた)ので、1イニングを任せるような使い方をすればもう少し違った結果が残っていたと思うのですが、残念ながらライオンズの首脳陣は重度の左右病でした。
二人とも連覇に大きく貢献してくれた選手なだけに寂しいですが、年齢や年俸を加味すると構想外になるのは仕方がないところかと思います。今までありがとうございました。
西武が来季40歳の内海哲也と契約へ コーチ兼任も検討|【西日本スポーツ】
今年はメットライフドームでの初勝利を挙げるなど2試合に登板しましたが、戦力として計算するにはかなり厳しい状態ではあると思います。どちらかというとお手本であったり、検討しているというコーチとしての期待なのでしょう。契約を切った時点でジャイアンツに帰ってしまうことは分かりきっていますしw
渡辺を育てた育成手腕は確かですし、コーチという肩書きを与えることによって、個人的な相談のレベルではなく、大手を振って指導ができるようになりますから、もっと多くのピッチャーを育てることもできるはずです。本人の意思がわからないので現時点では大はしゃぎはしないでおきますが、ファンとしては兼任コーチの要請を是非とも受けてほしいと思います。