2006/03/16(木)ワールドベースボールクラシック 2次リーグ 第3戦

2006/03/16 22:35
日本 vs 韓国(エンゼルスタジアム)
 
韓国  0 0 0  0 0 0  0 2 0  2
日本  0 0 0  0 0 0  0 0 1  1
 
[勝] 金炳賢 1勝0敗0S
[S] 呉昇桓 0勝0敗1S
[敗] 杉内  0勝1敗0S
 
[本塁打]
  9回裏 西岡  2号 ソロ (具台晟)

1次リーグに続いて2次リーグでも韓国に敗退。これで1勝2敗となり、準決勝進出がかなり難しくなりました。アメリカがメキシコ戦で2失点以上して敗れれば準決勝進出することができますが、普通にやればアメリカが勝つでしょうしね……。

で、各所で繰り広げられている監督批判に対して思うところを。

アメリカ戦、韓国戦は王監督の采配がチームの足を引っ張っていました。これは間違いないでしょう。しかし、それは王監督の責任ではなく、王さんを監督に選んだ人間の責任であるはずです。

王監督を選んだということは、小細工なしの王道野球で行くと決めたということです。王道野球は勝った時に「強い!」と思わせることができます。強いチームが強さをアピールするには最適というわけです。そして、王監督はその期待に応えて型通りの選手起用をしました。

つまり、日本は王道野球で勝てるほど強くはなかったことに気づいていなかった、あるいは気づかないふりをしていた日本球界に責任があるのです。つーか、アテネオリンピックの結果で気づいていなかったのかよ!

3年後は王道野球で勝てるメンバーを選ぶのか、それとも監督を変えるのか。はたまた何も考えずに今回と同じ方針を繰り返してしまうのか。願わくばファンががっかりしない方向に進んでもらいたいものです。