ねことくまとへび

【オリックス vs 西武 第3回戦】
（2006年4月12日：スカイマークスタジアム）
　
西武　　　  3 0 0  0 0 0  0 1 0  0 0 1   5
オリックス  1 0 0  0 0 0  1 0 2  0 0 2x  6
　
[勝] 菊地原 1勝0敗0Ｓ
[敗] 星野　 0勝1敗0Ｓ
　
[本塁打]
  1回裏 谷　  1号 ソロ （グラマン）
  7回裏 中村  1号 ソロ （グラマン）

野球って本当に面白いねっ！　あははははは……はぁ orz

……失礼致しました。

8連勝中のライオンズは初回、中島のタイムリーツーベースなどでいきなり3点を先制。その後はバファローズ先発デイビーの前に抑え込まれますが、序盤のリードを活かして試合を有利に進めます。

ライオンズ先発のグラマンは過去2試合同様安定したピッチングを繰り広げ、7回まで谷、中村のホームランによる2点のみに抑えました。8回は石井貴が味方の守備に足を引っ張られながらも抑え、あとは小野寺が9回を締めるだけ……だったんですが。

先頭の代打水口にフォアボール、続く谷にデッドボールをぶつけて雲行きが怪しくなりました。中村は三振に打ち取ったものの、清原を歩かせて1アウト満塁の大ピンチ。続くガルシアを三振に打ち取り2アウトにこぎつけますが、ここでバファローズベンチは代打後藤を起用します。

あと一人、何とか踏ん張りたかったところですが、初球が見事など真ん中。ストラックアウトなら5番を完璧に抜けそうなど真ん中。これを後藤が見逃すはずもなく同点2点タイムリーとなりました。というか、ホームランにならんで良かったな、これ。

続く北川は何とか打ちとって延長戦に突入。10回、11回はお互いにチャンスを潰しながら無得点に終わりましたが、12回表に中村のタイムリーツーベースでライオンズが1点を勝ち越し。その裏は星野の登場です。よし、今度こそ大丈夫だろう。

しかし、先頭の代打大西をヒットで出塁させると、北川、日高に連続フォアボールでノーアウト満塁の大ピンチ。星野、お前もか！

ヒットもフォアボールも外野フライもボテボテの内野ゴロも許されない状況になりましたが、続く平野を三振に斬って取って1アウト。打順が水口に回るところでピッチャーを右の正津にスイッチします。

結果的にはこれが裏目に出て、水口の渋いレフト前タイムリーで二者生還。バファローズが土壇場で逆転サヨナラ勝ちを収めました。いや、いい試合でした。いい試合だった分、ライオンズファンのダメージはデカいですけど……。

さて、今日の試合ですが、敗因になったポイントは3つありました。

• 9回表、2アウト満塁から駄目押し点が奪えなかったこと
• 9回裏、四死球3つで満塁のピンチを作ったこと
• 12回裏、四死球2つで満塁のピンチを作ったこと

これだけのことをやってしまえば負けても仕方がありません。「負けに不思議の負けなし」です。連勝は止まってしまいましたが、明日からはまた気持ちを切り替えて戦って欲しいと思います。