2007/04/02(月)期待を裏切らない(はてなプロ野球’07)

2007/04/02 22:35
【日本ハム vs 西武 第3回戦】
(2007年4月1日:札幌ドーム)
 
西武    0 0 0  0 0 0  3 0 0  3
日本ハム  1 0 3  0 0 0  1 1 x  6
 
[勝] 建山   1勝0敗0S
[S] マイケル 0勝0敗2S
[敗] 大沼   0勝1敗0S
 
[本塁打]
  3回裏 稲葉  1号 3ラン (大沼)

ライオンズの先発は大沼、ファイターズの先発は転向後初登板となる建山。予告先発発表後は、パ・リーグファンの方々のブログが「一体どんな馬鹿試合になるんだろう」大盛り上がりでした。君たちは本当に炎上が好きだな。

しかし、そんな戦前の予想を覆し、建山は見事なピッチングを繰り広げました。6回まで投げて5安打無失点。四死球もありませんでしたし、先発転向初戦ということを考えれば、100点満点と言ってもいいのではないでしょうか。

一方の大沼は、ある意味予想通り。5回4失点と「中炎上」くらいの成績でしたが、内容まで見てみると「酷い」の一言です。たとえば1回表の全投球内容を見てみましょう。

  1. 森本稀哲
    1. ファウル
    2. ファウル
    3. ボール
    4. ボール
    5. サード内野安打
  2. 田中賢介
    1. ボール
    2. ボール
    3. 送りバント
  3. 坪井智哉
    1. ボール
    2. 空振り
    3. センター前ヒット
  4. セギノール
    1. ボール
    2. 空振り
    3. ボール
    4. ファウル
    5. 空振り三振
  5. 稲葉篤紀
    1. ボール
    2. ボール
    3. ボール
    4. フォアボール
  6. 高橋信二
    1. ボール
    2. ボール
    3. ファウル
    4. ファウル
    5. ショートゴロ

3つのアウトを取るために25球を費やしていますが、この中に見逃しストライクは1球もありません。つまり、ボール球か打ちごろの球しかなかったということです。

2回以降はここまでは酷くありませんでしたが、それでも簡単にランナーを出し、常に苦しい状況でのピッチングが続きました。失点だけを見ると、初回の1失点の後はホームランによる得点だけなので、そこまで悪くは見えないんですが、内容的には本当に悪かった。

次のチャンスはもらえるんでしょうか……。