2007/06/13(水)あと一人(はてなプロ野球’07)

2007/06/13 23:17
【中日 vs 西武 第3回戦】
(2007年6月8日:ナゴヤドーム)
 
西武  3 0 0  0 2 0  0 0 2   7
中日  4 1 0  0 0 0  1 0 2x  8
 
[勝] 岩瀬  1勝2敗14S
[敗] 小野寺 0勝2敗10S
 
[本塁打]
  7回裏 福留 10号 ソロ  (星野)
  9回表 中島  4号 2ラン (岩瀬)

 ライオンズは初回、制球の定まらない山本昌の立ち上がりを攻め、江藤の2点タイムリーツーベース、平尾のタイムリーで3点を先制します。しかし、連敗中のチームは簡単に逃げ切ることができません。その裏、エラーも絡んで1アウト満塁とされると、森野のタイムリー、井上の走者一掃タイムリースリーベースで計4点を失い、あっさりと逆転を許してしまいました。

 ライオンズ打線は粘りを見せ、5回にカブレラ、江藤のタイムリーで一旦は同点に追いつきますが、7回裏、福留に一発を食らって再びリードを許します。ドラゴンズはそのまま勝ちパターンの継投に入り、9回はいつものように岩瀬がマウンドに登りました。

 さて、その9回のライオンズの攻撃。先頭の佐藤が倒れた後、高山が内野安打でしぶとく出塁します。そして、続く中島がレフトスタンドに叩き込み、7-6と試合をひっくり返しました。相手の守護神を打ち砕く土壇場での逆転劇。さすがに今日は勝っただろうと思ったのですが……。

 9回裏、ライオンズの守護神小野寺は、フォアボールと内野安打で2アウト一二塁のピンチを招きます。ここで打席に立った英智の打球は、一塁線を破るスリーベースヒットとなり二者生還。ドラゴンズが再逆転でサヨナラ勝ちを収めました。逆転のランナーが一塁にいるんだから、もう少し一塁線を詰めて守っていれば……ってのは結果論ですよね、やっぱり。