2007/10/08(月)逆転でマリーンズが先勝!(はてなプロ野球’07)
【ロッテ vs ソフトバンク クライマックスシリーズ第1ステージ第1戦】 (2007年10月8日:千葉マリンスタジアム) ソフトバンク 0 0 3 1 0 0 0 0 0 4 ロッテ 0 0 3 2 1 1 0 1 x 8 [勝] 渡辺俊 1勝0敗0S [敗] 斉藤和 0勝1敗0S [本塁打] 5回表 オーティズ 1号 ソロ (柳瀬)
来年はこの場にライオンズがいることを願いつつ、今日から始まったクライマックスシリーズの戦評などを。
マリーンズ渡辺俊、ホークス斉藤和の両先発とも、立ち上がりは良かったと思います。お互い、2回まではパーフェクトピッチングでした。
先制したのはホークス。3回表、先頭の多村がレフト線を破るツーベースで出塁します。続く本間の送りバントを処理した渡辺俊が一塁に悪送球し、二塁ランナー多村が一挙にホームへ生還。相手のミスに付け込んでホークスが1点を先制します。さらにこの回、川崎の犠牲フライ、松中のタイムリーも飛び出し3-0とホークスがリードを広げました。
2回までは完璧だった斉藤和ですが、援護をもらった直後に崩れ始めます。ベニーの内野安打、福浦のライト前ヒットでノーアウト一三塁となり、今江のピッチャー強襲内野安打でマリーンズが1点を返します。さらに、続く西岡が絶妙のセーフティバントを決めてノーアウト満塁としますが、早川、オーティズの連続三振で2アウト。「これがマリーンズの誇る本家本元のZGSか!」と思いかけたところで、4番サブローがレフト前に2点タイムリーを放って試合を振り出しに戻します。
同点に追いつかれたホークスも負けてはいません。直後の4回表、的場のセンター前タイムリーで1点を勝ち越します。タイミング的にはアウトになりそうな感じでしたが、二塁ランナー柴原の走塁が上手かった。
対するマリーンズはその裏、フォアボール2つで1アウト一二塁のチャンスから、西岡のタイムリーで同点に追いつくと、続く早川の犠牲フライで一気に勝ち越しました。
マリーンズはその後もオーティズのホームラン、西岡のタイムリーツーベースなどで小刻みに点を重ね、渡辺俊もその援護に応える好投を見せます。5回以降はパーフェクトピッチングで、結局5安打4失点の完投勝利。第1ステージの初戦はマリーンズが制しました。