2008/06/10(火)祈り

2008/06/10 25:52

仕事が終わってから秋葉原へ。何ができる、というわけではありませんが、多くの人でごった返す献花台の近くで手を合わせてきました。

私自身の話になりますが、子供の頃、両親に連れられて秋葉原に来ていなければ、何やらたくさんの線を引いて幾何学模様を表示しているパソコンのモニタを見ていなければ *1 、恐らくプログラミングなんぞに興味を持つことはなかったでしょうし、今の仕事をしていることもなかったと思います。あれから20年が過ぎ、その頃からはずいぶんと街の様子も変わってしまいましたが、そんなところも含めて俺は秋葉原が大好きでした。

そんなことを考えながら手を合わせているうち、涙が溢れて止まらなくなりました。自分でも何が悲しいのかよく分かりません。自分の好きな街で悲惨な事件が起きたことなのか、自分の好きな街を同じように愛していたであろう方々が被害に遭ったことなのか、自分の好きな街が異様な雰囲気になっていることなのか。恐らくその全てなのでしょう。

私には祈ることしかできません。どうか亡くなった方々が安らかに眠れますように。ケガをされた方々が一日も早く回復されますように。そして、秋葉原が平穏な日常を取り戻せますように。

*1:今思えばBASICでLINE命令をズラズラ並べているだけだったのでしょうけど、子供の目にはとても凄いものに見えたのです。