2008/11/08(土)岸の好投で逆王手!

2008/11/08 23:18
【読売 vs 埼玉西武 日本シリーズ第6戦】
(2008年11月8日:東京ドーム
 
埼玉西武  3 0 0  0 1 0  0 0 0  4
読売    0 1 0  0 0 0  0 0 0  1
 
[神] 岸   2勝0敗0S
[敗] 高橋尚 0勝1敗0S
 
[本塁打]
  5回表 平尾  2号 ソロ (西村健)

現在の野球の常識では考えられない采配でした。3-1とライオンズ2点リードで迎えた4回裏、1アウト一三塁と一発出れば逆転というピンチを迎えたところで、ライオンズベンチは先発の帆足を諦め、岸をマウンドに送りました。岸は第4戦で147球を投げており、その試合からわずか中2日です。疲れもあるでしょうし、そもそも立ち上がりが不安定な岸だけにこれは無茶だろーとは思いましたが、岸は完璧なリリーフでピンチを断ち切りました。

私は岸を5回あたりまで投げさせて、6、7、8回を大沼、小野寺、岡本真、三井、星野で凌いで9回グラマンかなぁと思っていました。しかし実際には、6回「お、6回も行くのか」→7回「8回岡本真→9回グラマンで何とかなりそうそうだよね」→8回「直接グラマンに繋げるのは大きいなぁ」→9回「ちょwwwww最後までかよwwwww」と、結局最後まで投げ切ってしまいました。8回、9回と2人ずつランナーを出す大ピンチを招きながら、ベンチは動く気配がありませんでしたし、完璧に信頼されきっていましたね。

肩や肘への負担ということを考えれば、あまり褒められた采配ではないと思いますが、久々に胸が熱くなるピッチングを見せてもらいました。すっげぇシビれた。

さて、これで対戦成績は3勝3敗の五分となり、勝負の行方は明日の第7戦にもつれ込むことになりました。明日のライオンズは西口、涌井、石井一をつぎ込んで行けるところまで行って、何とかリードのままグラマンまで繋ぐ、という形になるんじゃないかと思います。泣いても笑っても最後の一戦、いい結果を期待しています。