2004/07/15(木)足枷だらけの全日本
2004/07/15 21:58
国際試合で通用しない選手(フォーム)をなぜ日本代表に選ぶのだろう。ヘタしたら全ての場面でセットで投げなくてはならなくなる。選ぶ前からわかっていたことなのに。
her lover lying dead in each other’s arms. They had sinned. - タスカプレミアム
「各チームから2人ずつ選ばなければならない」という制約があるからではないでしょうか。
……分かっています。選考時に課せられていた制限は「各チームから最大2人までしか選ぶことができない」だということは分かっています。
しかし、派遣人数が2人を下回るチームが出てきた場合、おそらく他球団から反発の声が挙がることでしょう。また、24人のベンチ入りメンバーを揃えることもできなくなります。ですから、各チームから必ず2人ずつ選ばなければなりません。
今回の代表は、昨年のアジア選手権のメンバーがベースになっています。そして、バファローズ、ベイスターズとも、アジア選手権には一人も選手を派遣していません。ある程度オーダーが固まっているところにメンバーを送り出すわけですから、2人とも野手というのは考えづらいでしょう。よほどの選手でもない限り、単に控えの野手を増やすことにしかなりませんから。
では、ピッチャーを選ぶことにしましょう。
長嶋監督をはじめとする首脳陣は「先発型をかき集めて、ローテからあふれたピッチャーをリリーフに回せばいい」と考えている節があります。その考え方の是非は置いておくとして、バファローズやベイスターズの先発投手陣を見渡したときに、たとえ微妙なフォームであっても岩隈や三浦を選びたくなるのは仕方のないことだと思います。
結局のところ、オリンピック期間中はペナントレースを中断して、球団ごとの人数制限を取り払えるような状況にしないと、本当の意味でのベストメンバーは組めないのでしょうね。残念ではありますけど。