2010/03/27(土)土壇場の逆転で五割復帰

2010/03/27 21:53
【東北楽天 vs 埼玉西武 第1回戦】
(2010年3月27日:クリネックススタジアム宮城)
 
埼玉西武  0 0 0  0 0 3  0 0 3  6
東北楽天  0 3 0  0 0 1  0 0 0  4
 
[勝] 涌井     2勝0敗0S
[S] シコースキー 0勝0敗2S
[敗] 福盛     0勝2敗0S
 
[本塁打]
  6回表 ブラウン    2号 3ラン (岩隈)
  6回裏 フィリップス  1号 ソロ  (涌井)

今日の先発は、ともに1週間前に開幕投手を務めた涌井と岩隈。

先に崩れたのは涌井でした。2回裏に守備の乱れも絡んで3失点。岩隈相手に厳しい展開になりましたが、6回にブラウンの3ランで同点に追いつきました。

……が、直後の6回裏、涌井がフィリップスに移籍後初アーチを浴びて勝ち越しを許します。2回の失点は仕方がない部分がありましたが、同点に追いついた直後のこの失点はいただけない。エースなんだから。

さて、ブラウンのホームランの後はイーグルス投手陣の継投の前に抑えられていたライオンズ打線ですが、9回に登場した福盛に襲い掛かります。

先頭の石井義はピッチャーゴロに倒れましたが、代打上本、佐藤の連打でチャンスを作ると、片岡のタイムリーツーベースで同点。さらに栗山のライト前ヒットで勝ち越しに成功し、福盛をノックアウトしました。さらには代わったモリーヨから中島が犠牲フライを打ち上げてもう一点。鮮やかすぎる。

その裏はシコースキーが3人で締めてゲームセット。勝率を五割に戻しました。

ところで、さきほどスコアを見てみたのですが、開幕のマリーンズ3連戦でかなり抑え込まれたとはいえ、栗山の.294が最高で、あとは軒並み打率一割台というのが辛いですね。中村なんて.071だし。そしてこんな時でも細川はいつもどおり.222という打率で、何と言うか、抜群の安定感です。