2010/05/07(金)ライオンズのエース
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第7回戦】 (2010年5月7日:福岡Yahoo! JAPANドーム) 埼玉西武 1 0 1 0 2 0 0 0 0 4 福岡ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 [勝] 涌井 4勝2敗0S [敗] 和田 4勝3敗0S
1990年5月9日のファイターズ戦。エースの渡辺久信は、ファイターズ打線を9回までノーヒットに抑える好投を見せましたが、味方の援護がなく延長戦に突入。結局、延長11回、小川浩一に初ヒットを許してノーヒットノーランを達成することはできませんでした。
2002年8月26日のマリーンズ戦。エースの西口文也は、9回2アウトまでマリーンズ打線をノーヒットに抑える好投を見せましたが、小坂誠ににセンター前に運ばれてノーヒットノーランを達成することはできませんでした。
2005年5月13日のジャイアンツ戦。エースの西口文也は、9回2アウトまでジャイアンツ打線をノーヒットに抑える好投を見せましたが、清水隆行にライトスタンドに運ばれてノーヒットノーランを達成することはできませんでした。
2005年8月27日のイーグルス戦。エースの西口文也は、ジャイアンツ打線を9回までパーフェクトに抑える好投を見せましたが、味方の援護がなく延長戦に突入。結局、延長10回、沖原佳典に初ヒットを許してノーヒットノーランを達成することはできませんでした。
そう、ライオンズのエースといえばノーヒットノーラン未遂なのです。一人で3回くらいやらかしているような気がするのはきっと気のせいです。
さて、時は流れて、今日、2010年5月7日。エースの涌井秀章は9回頭までホークス打線をノーヒットに抑える好投を見せましたが、李机浩にレフトへのツーベースを浴びてノーヒットノーランを達成することはできませんでした。
打たれた瞬間はまだ外出中だったので、携帯でYahoo!の速報を見つつ、iPhoneからTwitter上のファンの方々の反応を見ていたのですが、嘆くでも悔しがるでもなく、「これで涌井も真のエースだ」と喜んでいる人のほうが多かったのは気のせいでしょうか。
……ああ、俺のタイムラインが偏っているだけですか、そうですか。