2010/09/18(土)延長の末
【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第22回戦】 (2010年9月18日:福岡Yahoo! JAPANドーム) 埼玉西武 1 0 1 0 2 0 0 0 3 0 0 7 福岡ソフトバンク 0 0 0 0 1 3 0 3 0 0 2x 9 [勝] 金沢 1勝1敗0S [敗] シコースキー 2勝4敗33S [本塁打] 1回表 片岡 12号 ソロ (杉内) 5回裏 ペタジーニ 10号 ソロ (涌井) 6回裏 松中 10号 3ラン (涌井) 9回表 中村 21号 ソロ (馬原) 11回裏 小久保 15号 2ラン (シコースキー)
首位攻防戦にふさわしい熱戦でした。
先制したのはライオンズ。初回先頭の片岡がいきなりレフトスタンドに叩き込んで1点を先行。3回には中島のタイムリーツーベース、5回には中島と中村にタイムリーが出て杉内を攻略します。
しかし、リードが広がった後、涌井の調子が狂い始めました。5回にはペタジーニに打たれて3点差に詰め寄られると、6回には松中の3ランで一挙に同点とされました。続く小久保を歩かせたところで涌井は降板。ライオンズは継投策に出ます。
6回は小野寺がピンチを凌ぐと、7回は岡本篤、8回は長田と、同点ながら勝ちパターンの継投に出ましたが、長田が先頭の松中にツーベースを浴び、小久保が送って1アウト三塁のピンチ。長田が多村をサードゴロに打ち取り、続くペタジーニを敬遠して2アウト一三塁となったところで、マウンドに登ったのはグラマンでした。
そのグラマンですが、代打オーティズ、松田にタイムリーを浴びて3点を失います。ナベQはグラマンに復活してもらいたくて厳しい場面で起用し続けているのでしょうが、ここまで裏切られ続けているんだから、そろそろ起用方法を考えて欲しいところではあります。
さて、迎えた9回表。3点ビハインドでピッチャー馬原ということでわりと絶望感漂う攻撃でしたが、片岡がヒット、栗山がフォアボールでノーアウト一二塁とすると、中島のタイムリーで1点を返します。なおもノーアウト一三塁のチャンスが続きますが、続くフェルナンデスが最悪のセカンドゴロゲッツー。さらに1点を返しますがランナーがいなくなりました。
反撃もここまでかと思われましたが、5番中村がレフトスタンドへ起死回生の同点ホームラン! ここ2週間の中村は本当に神がかっています。
しかし、よく追いついたゲームではありましたが、結局、追いつくのが精一杯でした。11回裏、シコースキーが小久保に打たれてサヨナラ負け。首位攻防第1ラウンドはホークスが制しました。