2005/03/26(土)駄目人間たちの開幕戦観戦記(はてなプロ野球’05)
西武 vs オリックス 第1回戦(インボイスSEIBUドーム) オリックス 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 西武 0 0 0 0 0 0 2 0 1x 3 [勝] 豊田 1勝0敗0S [敗] 吉川 0勝1敗0S
待ちに待った開幕戦。インボイスSEIBUドームに行ってきました!
……うわっ、客少なっ! 一塁、ライト側は満員になっていましたが、レフト側は応援団を中心にまばらな人影、そして三塁側は椅子の緑色の方が目立っていました。確かにバファローズの本拠地の関西からは遠いですけど、これはちょっと寂し過ぎます。まだ合併に戸惑っているファンが多いんだろうな……。
さて、到着してしばらくするとスタメンが発表されました。
9 佐藤 8 赤田 D 貝塚 3 カブレラ 7 和田 4 石井義 6 中島 2 細川 5 平尾 P 松坂
突っ込みたいでしょ? 突っ込みたいですよね? さぁ、それじゃ皆さんご一緒に。せーの……
【俺】「セカンドとサード逆にしろよ伊東!」
石井義の守備を鍛えるという考えなのかもしれませんが、何もそれを大事な開幕戦でやらんでも。
さて、ライオンズ先発の松坂は立ち上がりから好調で、5回まではパーフェクトピッチ。一方のバファローズ先発の川越も見事なピッチングで、6回を終わって両チームとも得点を上げることができません。
先制したのはライオンズ。7回裏、平尾のタイムリー内野安打と、佐藤のライト前タイムリーで2点を先制。対するバファローズは8回、ライオンズの守備の乱れにもつけこみ、平野のタイムリーで1点を返します。
さて、8回裏、ライオンズは、ピッチャーが左の山本に代わっていることもあり、先頭の貝塚に代打片岡を送ります。
【俺】「また左右病かよ!」
【S】「でも、片岡を見られるのは美味しいですけどね」
しかし、バファローズベンチはすぐさま右の吉川にスイッチ。するとライオンズも代打の代打柴田を起用しました。セオリー通りと言えばセオリー通りの起用ではありますが、別に右対右ならそのまま片岡でもいいだろ。せっかくチャンスをあげたわけだしさ……。
結局この回は無得点に終わり、1点差のまま9回を迎えます。ここでクローザーの豊田がマウンドに登りました。
【俺】「勝ったな」
【S】「ここまで来れば大丈夫ですね」
しかし、先頭のガルシアが三塁打を放つと、続く塩崎が前進守備の三遊間を破るタイムリーで同点。
【S】「中の人は森慎二だろ!」
……ひどい言い様だな。同感だけどさ。
さて、同点に追いつかれたライオンズはその裏、先頭の石井義がヒットで出塁すると、中島が送って1アウト二塁。一打サヨナラのチャンスを迎えます。ここで登場したのは代打小関。ジーパンのテーマが鳴り響き、盛り上がるインボイスSEIBUドーム!
【S】「これがないと西武ドームに来たって気がしませんよね」
【俺】「盛り上がりだけならライオンズ一だもんねー」
が、バファローズは左の歌藤にスイッチ。左右病の伊東監督はあっさりと代打の代打、後藤武を起用しました。さようなら、選手会長。
後藤はショートゴロに倒れて2アウトとなりますが、続く平尾の打席でバッテリーエラーが飛び出してランナーが三塁に進むと、その平尾もフォアボールで歩いて2アウト一三塁。チャンスは広がります。
打順はトップに返って前の打席でタイムリーを放っている佐藤。佐藤はインコースの球に手を出すと、打球はぼてぼてのショートゴロになります。しかし、ボテボテだったのが幸いしました。佐藤が俊足を飛ばして一塁を駆け抜け、サヨナラタイムリー内野安打。開幕戦を白星で飾ることができました。