2012/05/27(日)1点リードじゃ逃げ切れない

2012/05/27 21:07
【阪神 vs 埼玉西武 第1回戦】
(2012年5月27日:阪神甲子園球場)
 
埼玉西武  2 0 0  0 0 0  0 0 0   2
阪神    0 0 1  0 0 0  1 0 1x  3
 
[勝] 能見    4勝4敗0S
[敗] ゴンザレス 0勝4敗3S
 
[本塁打]
7回裏 ブラゼル  6号 ソロ (長田)

ライオンズは初回、中島のタイムリーツーベース、中村のタイムリーで2点を先制。幸先のいいスタートを切りましたが、その後は能見に抑え込まれて、結局この2点止まりでした。

ライオンズ先発の平野は今年初登板でしたが、6回を投げて1失点となかなかのピッチングでした。その1失点もヘルマンのエラー絡みですし、こういう言い方はちょっと失礼かもしれませんが、平野に期待された役割を遙かに上回る結果だったと思います。交流戦は日程がスカスカなので難しいかもしれませんが、交流戦明けの11連戦あたりでもう一度先発を見てみたいですね。

さて、平野は勝ち投手の権利を持ったまま降板したわけですが、いつものように中継ぎ陣が踏ん張れません。2番手長田がブラゼルに一発を浴びてあっという間に同点とされてしまいます。さらに8回には、3番手のゴンザレスが1アウト満塁のピンチを招きますが、新井貴をゲッツーに打ち取りなんとか切り抜けました。

そして迎えた9回裏。前の回にあれだけのピンチを作ったゴンザレスがなぜか続投し、先頭のブラゼルにライト前に運ばれると、ワイルドピッチで簡単に二塁に進ませてしまいます。続く藤井彰は送りバントの構えでしたが塁を埋めるために敬遠。ノーアウト一二塁となります。続く代打今成のバント処理で中村とゴンザレスが交錯しますが、吹き飛ばされたのが打球を処理していないゴンザレスだったのが幸いでした。中村が一塁へ送球してなんとかアウトを一つ取ります。再び一塁が空いたので、平野は敬遠で1アウト満塁。ここでベンチはウィリアムスにスイッチします。

ウィリアムスは初球ボールのあと、2球目を関本の左肘のあたりに当ててしまい、押し出しデッドボールというあっけない形でゲームセット。連勝は2でストップしました。石井、西口のベテランがいい形を作ったあと、今日の平野も好投したんですけどねぇ……。