2012/07/16(月)涌井の好リリーフでなんとか引き分けに

2012/07/16 21:38
北海道日本ハム vs 埼玉西武 第12回戦】
(2012年7月16日:札幌ドーム)
 
埼玉西武     0 0 0  0 1 0  0 1 0  2
北海道日本ハム  1 0 0  0 1 0  0 0 0  2
(9回規定により引き分け)

投手戦というよりは壮絶な譲り合いのゲームでしたが、結局試合は2-2のまま時間切れ引き分けとなりました。

ライオンズ先発の野上は初回に内野ゴロの間に1点を失いましたが、2回以降は悪くないピッチングだったと思います。5回のワイルドピッチによる失点はちょっともったいなかったですが、6回2失点であれば先発としての役割は充分に果たしたでしょう。

打線は5回に中島のタイムリーで同点とし、8回にも満塁から大崎のタイムリーで再度同点としますが、ここで一塁ランナー浅村が二塁をオーバーランして刺されたのが痛かった。止まっていれば1アウト満塁のチャンスが続いていただけに、一気に勝ち越しまで行けたかもしれません。まぁ、勝負事でたらればを言っても仕方がないんですが。

圧巻だったのは9回の涌井のピッチングでした。前の回から登板していたウィリアムスが先頭の稲葉にツーベースを許し、続く陽を敬遠して一二塁となったところで涌井が登板。続く飯山の送りバントの処理を焦った浅村がはじいてしまいオールセーフでノーアウト満塁の絶体絶命のピンチを招きます。

しかし、ここからのピッチングが凄かった。鶴岡を空振りの三振、代打二岡をセカンドゴロ、田中をサードゴロに打ち取りゲームセット。思わず目をつぶってしまうような展開のゲームを引き分けに持ち込みました。今日の涌井のピッチングは文句なしに素晴らしかった。

さて、明日はオールスター前最後のゲームになります。予告先発はライオンズが岸、ファイターズが武田勝です。勝って貯金を作ってオールスター休みに入れるといいですね。