ねことくまとへび

【福岡ソフトバンク vs 埼玉西武 第14回戦】
（2012年8月4日：福岡Yahoo! JAPANドーム）
　
埼玉西武　　　　  0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
福岡ソフトバンク  0 0 1  3 0 1  2 0 x  7
　
[勝] 武田　　　 3勝0敗0Ｓ
[敗] ゴンザレス 2勝5敗3Ｓ
　
[本塁打]
7回裏 今宮  1号 ソロ （松永）

他チームのルーキーに対する優しさには定評があるライオンズですが、今日もホークスのルーキー武田に完全に手玉に取られました。6回1アウトまでフォアボール一つのノーヒットピッチングを許し、結局6回1/3を3安打無失点。しかも奪三振は10。完敗ですね。

6回に上本、カーターを相次いで代打に送って勝負をかけ、実際その二人はヒットを打ったのですが、その後のチャンスを活かせなかった時点で勝負が決まってしまった感があります。切り札的存在のカーターを4点ビハインドの6回で使ってしまったのはもったいなかったかなーと思いましたが、結果論で言えばその後にチャンスは来なかったのでたいした問題ではありませんでした。

投げるほうではゴンザレスが3回1/3を4失点。先発に回ってから2連勝していますが、そのときも特に内容が良かったわけではありませんし、次回の登板があるかどうかは微妙な感じですね。

しかし、ウィリアムス、長田、涌井という勝ちパターンのリレーはある程度確立してきたものの、負けている試合をそれなりに抑えるピッチャーがいないのが痛い。最終的な点差を見ると、別に6回、7回の失点がなかったとしても負けているのですが、こういう失点が響いてくるゲームもあるわけですから、いつもいつも失点しているようでは困ります。そういう意味では、今考えると大沼は貴重なピッチャーでしたね。