2012/08/12(日)オーティズの2発でカード勝ち越し

2012/08/12 22:10
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第16回戦】
(2012年8月12日:西武ドーム)
 
北海道日本ハム  1 0 1  2 0 0  0 0 0  4
埼玉西武     0 3 2  1 0 0  0 1 x  7
 
[勝] 十亀  2勝0敗0S
[S] 涌井  0勝3敗13S
[敗] 多田野 4勝3敗0S
 
[本塁打]
2回裏 オーティズ  2号 2ラン (多田野)
8回裏 オーティズ  3号 ソロ  (森内)

序盤はグダグダなゲームでしたが、中盤以降は両チームのリリーフが好投を見せて締まったゲームになりました。

初回に中田のタイムリーツーベースで1点を先制されたライオンズですが、2回に浅村の内野ゴロの間に追いつくと、オーティズのホームランで勝ち越しに成功。3回にもヘルマンのタイムリーと田中のフィルダースチョイスで2点を追加します。このフィルダースチョイスのときの三塁ランナー秋山のスライディングは上手かった。

打線は着々と点を重ねていきましたが、先発の石井は最後までピリッとしませんでした。3点差となった直後の4回にもワイルドピッチと金子誠のタイムリーで2点を失い、そのまま降板となってしまいました。試合後のインタビューでは渡辺監督も「先発の役割が全うできていなかった」とバッサリでしたが、今日のピッチングはちょっと擁護のしようがありません。

ただ、代わって出てきた十亀が素晴らしい内容で、1回2/3をパーフェクトに抑える好投を見せてくれました。相手に行きかけていた流れを食い止めたこのピッチングはお見事。結局、8回にもオーティズのホームランで追加点を挙げたライオンズがそのまま逃げ切り、十亀は2勝目をマークしました。

さて、これで2位、首位との6連戦が終わり、3勝2敗1分と一つ勝ち越して終えることができました。もちろん一気に浮上するチャンスではありましたが、本当に最後の最後という局面でもありませんし、まずは差を詰められてよしと考えたいと思います。今月末から来月頭にかけて、またファイターズ、マリーンズとの6連戦がありますので、そこまでに少しでも差を詰めておきたいところですね。