2012/08/28(火)首位攻防戦!

2012/08/28 23:19
北海道日本ハム vs 埼玉西武 第17回戦】
(2012年8月28日:札幌ドーム)
 
埼玉西武     0 0 0  2 0 4  0 0 0  6
北海道日本ハム  0 2 0  0 0 0  0 1 0  3
 
[勝] 岸   10勝9敗0S
[S] 涌井  1勝3敗17S
[敗] 武田勝 9勝7敗0S
 
[本塁打]
6回表 高山  1号 3ラン (石井)
8回裏 中田 17号 ソロ  (長田)

先制したのはファイターズでした。2回裏、2アウト二三塁から鶴岡のタイムリーツーベースで2点を先行します。対するライオンズは4回、そこまで1安打に抑えられていた武田勝を攻略し、オーティズと炭谷のタイムリーで2点を返して同点に追いつきました。

6回表、ライオンズが2つのフォアボールを選び、2アウトながら一二塁のチャンスを作ったところで、ファイターズベンチは武田勝をあきらめ、森内を投入します。しかし、結果的にはこれが失敗でした。炭谷の今日2本目のタイムリーヒットでライオンズが勝ち越しに成功します。さらにライオンズが続く熊代のところで代打星秀を起用すると、ファイターズは3番手石井を投入。するとライオンズは代打の代打高山を送ります。

このところ結果が出ておらず、むしろ走塁ミスなどが目立ってしまっていた高山でしたが、今日の仕事ぶりは完璧でした。1ボール1ストライクからの3球目、やや内側に入ってきたボールを引っ張ると、打球はレフトスタンドに一直線! この3ランホームランで一挙にリードを4点に広げ、試合の主導権を握りました。

ライオンズ先発の岸は、立ち上がりこそ不安定だったものの、中盤以降は立ち直って7回2失点の好投。2番手の長田は中田に一発を浴びたものの、最後は涌井が3人で締めてゲームセット。首位攻防3連戦の第1ラウンドを制しました。