2012/09/22(土)連日の逆転勝ちで0.5差
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第21回戦】 (2012年9月22日:西武ドーム) 北海道日本ハム 3 1 0 0 0 0 0 0 0 4 埼玉西武 0 1 1 0 0 0 1 2 x 5 [勝] 長田 2勝1敗1S [S] 涌井 1勝5敗26S [敗] 増井 5勝5敗7S [本塁打] 1回表 陽 7号 ソロ (石井)
初回に陽の先頭打者ホームランでファイターズが先制。さらに小谷野、ホフパワーのタイムリーでこの回ファイターズは3点を上げます。ライオンズ先発の石井は、わずか2つのアウトしか取れずにノックアウト。確かに普段から立ち上がりの悪い石井ではありますが、今日はちょっと修正できそうな雰囲気ではありませんでしたし、思い切った采配ではありましたがこの交代は正解だったと思います。
初回からリリーフをつぎ込むという苦しい展開でしたが、中継ぎ陣は非常にいい仕事をしてくれました。2番手十亀は2回1/3を1失点。3番手岡本篤は3回を無失点。この踏ん張りがあったからこそ、打線の反撃につながったと思います。
2回までに4点のビハインドを背負ったライオンズですが、その後小刻みに点を返していきました。2回には炭谷のタイムリー、3回には中島のタイムリーで2点差に詰め寄ります。しかし、さらに続くノーアウト一二塁のチャンスで、中村のレフトフライで二塁ランナー秋山が飛び出してダブルプレイ。もったいないプレイでチャンスをつぶしてしまいました。
その後は両チームの投手陣が踏ん張ってゼロが続きますが、終盤に入って再び試合が動き始めます。
7回裏、浅村のタイムリーで1点差。2点差なのにノーアウト一塁から炭谷が送ったのであれっと思ったのですが、結果的にはここで1点をもぎ取ったのが効いてきます。8回裏、ノーアウト一二塁から鬼崎がスリーバントを決めて二三塁。続くヘルマンのライト前タイムリーで同点に追いつくと、続くカーターのショートゴロを金子が弾いてついに勝ち越し。カーターの足を考えれば、普通に処理していれば間違いなくゲッツーでチェンジだっただけに、大きなミスになってしまいました。
昨日と似たような展開で8回に勝ち越したライオンズは、9回にはいつものように涌井を投入し、1番から始まるファイターズの攻撃を三者凡退に抑えてゲームセット。連勝でゲーム差を0.5に縮めました。
それにしても今日の打線の粘りは素晴らしかった。9連戦中の連敗で雰囲気が悪くなりかけましたが、完全に嫌なムードが吹き飛びましたね。