2013/01/18(金)雪解けの季節

2013/01/18 23:04
プロアマの関係修復が一気に進みそうです。 [プロアマ終戦松井さん高校監督なれますよ - プロ野球ニュース : nikkansports.com](http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20130118-1073369.html) ここまで一気に話が進むとは思いませんでした。選手会長の嶋には粘り強く頑張って欲しいなーと思っていましたが、何かアクションを起こす前に結果が出てきましたねw とはいえ、アマチュアとの関係修復は前選手会長の新井の悲願でもありますし、いずれにせよめでたいことです。そうそう、新井さんは護摩行のプロじゃなくてちゃんと選手会長の仕事もしてたんだからな! ……それで、ですね。ニュース自体はめでたいのですが、この日刊の記事の書き方はいただけません。 > プロ野球は1961年4月、前年まで日本社会人野球協会と締結していたプロ退団者の登録時期や人数に関する協約の締結拒否を決定。直後に中日が日本生命の柳川福三外野手と契約した。一方的なプロ側の行為に対し、アマ側はプロ退団選手の社会人選手としての受け入れ拒否を決めた。 > [プロアマ終戦松井さん高校監督なれますよ - プロ野球ニュース : nikkansports.com](http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20130118-1073369.html) まるでプロ野球側が全面的に悪いかのような書き方です。 そもそも、プロ野球側が協約を破棄する決断に至ったのは、アマチュア側の要求のハードルが上がったからです。プロ側はその条件は飲めないということで破棄を通告しました。この文章だと柳川と契約するために協約を破棄したかのようにも読めますが、そういう話ではない。プロとアマ、どちらが悪いという問題ではないのです。 こんな記事を見せられると、スポーツ紙がこんな理解しかしていないから、アマチュア側が「俺たちは一方的な被害者だ」と勘違いして和解が遅れたんじゃないかとも思ってしまいます。