PS Vitaが2万円弱に値下げされると発表されました。
[PlayStation Vita、1万9980円に値下げ 3G版・Wi-Fi版とも同価格に - ITmedia ニュース](http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1302/18/news100.html)
任天堂が3DSを値下げしたときはわりとスパッと決断して驚いたものですが、Vitaは苦しい状況が1年ちょい続いてようやく値下げ、というイメージになってしまいます。コスト面を考えて簡単に値下げできなかったのかもしれませんが。
ハードそのものを値下げしたところで、キラータイトル不在のままここまで来てしまったので、簡単に巻き返しに転じるというわけには行かないでしょう。Vitaを発売日に買った私でさえ、Project DIVA Fを刺したまま何ヶ月も起動していません。そのぐらいやるゲームがないのです。PSPはセブンスドラゴン2020-IIに備えて一作目をやり直しているくらいなんですが。
とはいえ、たとえばGRAVITY DAZEはVitaでなければできないゲームでしたし、ハードとしてはとても面白いと思うんですよね。これを活かすようなゲームが出てきてくれることを期待しています。
3DSが値下げされたときは、既存ユーザーに対してアンバサダープログラムのような救済策がありましたが、Vitaの値下げでは特にそういうことはなさそうです。とはいえ、ソニー製品は初期ロットを買うこと自体に意味があるわけで、差額は祭りへの参加費だと思っておきます。
まぁ、祭りと言っても、起動しなかったり充電できなかったり通信できなかったり、ちっとも楽しくない不具合ばかりでしたけどね……。PSPのときのように「フリスビー機能搭載!」くらいだったらまだネタにしようがあったんですが。