2013/03/09(土)激戦を制してアメリカ行きに王手

2013/03/09 21:55
【台湾 vs 日本 WBC第2ラウンド】 (2013年3月8日:東京ドーム) 日本 0 0 0 0 0 0 0 2 1 1 4 台湾 0 0 1 0 1 0 0 1 0 0 3 [勝] 牧田  1勝0敗1S [S] 杉内  0勝0敗1S [敗] 陳鴻文 0勝1敗1S 凄いゲームでした。 中盤までは押されっぱなしで、8回に何とか追いついたものの、その裏に即座に勝ち越しを許す苦しい展開。勝ち越された時点では、これはさすがに決まってしまったかと思いましたが、9回に井端のタイムリーで同点に追いつくと、10回に中田の犠牲フライで勝ち越し。これが決勝点になりました。 9回の井端のタイムリーは、2アウトから一塁ランナーの鳥谷がスチールを決め、これが大きくものを言ったわけですが、この盗塁、スポーツ紙によってサインだったのか鳥谷の判断だったのか報道がバラバラで、何とも言いがたいところではあります。サインであったとすれば、井端がつないで内川が打つ確率よりも、鳥谷が盗塁を決めて井端が打つ確率のほうが高いと判断したのでしょう。「すげー勇気だな」とは思いましたが、それほど間違った采配だとも思いません。また、単独であったとすれば、鳥谷の勇気と、実際に二塁を陥れた走りに最大限の敬意を。 試合中はずっと仕事をしていて、退出したのが10回表に勝ち越した直後というあたりで、ぐったりしながら帰宅の途についたですが、山手線の車中ではたくさんの人がワンセグで観戦していて、勝ちが決まった瞬間には大盛り上がりとまでは行きませんでしたが、ちょっとざわつくくらいの感じににはなりました。こうやってたくさんの人が野球の試合を観てくれるというのは、野球好きにとってはとても嬉しいことです。 さて、明日はアメリカ行きをかけてオランダと対戦します。台湾戦の終盤に見せた勝ちに対する執念を初回から見せてくれることを期待しています。