長嶋茂雄、松井秀喜両氏に国民栄誉賞が贈られるそうです。おめでとうございます。
[長嶋氏「驚いておりますが光栄です」 - プロ野球ニュース : nikkansports.com](http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130401-1106161.html)
[松井氏、国民栄誉賞に「ただただ恐縮」 - プロ野球ニュース : nikkansports.com](http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20130401-1106256.html)
選手として一時代を築くどころか、引退後も人気者であり続けたミスターはともかく、松井は早すぎるのではないかという感想を持った方もいらっしゃるようですし、松井もそのことを意識しているようなコメントを残しています。
確かに、プロ野球界の中で考えると、落合、野村といったレジェンド選手でありながら監督としても実績を残した面々より先に松井が受賞するのはちょっと違和感があります。また、日米でシーズン安打数の記録を塗り替え、WBCの連覇に大きく貢献したイチローがまだ受賞していない（引退後に受賞することになると思いますが）ことを考えても、「なぜ松井？」という思いが出てきても仕方がありません。
とはいえ、そもそも国民栄誉賞というのは明確な基準がありませんし、「贈られる側ではなく贈る側のための賞」と揶揄されることもあるような曖昧な賞です。松井が残した実績は文句のつけようがないものですし、引退直後ということでいい区切りの時期でもあります。個人的には、みんなもっと素直に祝福してあげてもいいんじゃないかなーと思います。