【埼玉西武 vs 東京ヤクルト 第3回戦】
(2013年5月31日:西武ドーム)
東京ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 1 3x 4
[勝] サファテ 3勝0敗1S
[敗] バーネット 0勝2敗5S
[本塁打]
8回裏 浅村 6号 ソロ (石山)
9回裏 浅村 7号 3ラン (バーネット)
前回の登板で打球を受けて途中降板した牧田ですが、今日はその影響は全く感じられないピッチングでした。5回まではパーフェクトで、7、8回はピンチを招きましたが、それも落ち着いて切り抜けました。
対する石川はそこまで良くはなかったのですが、ライオンズ打線が毎回のように得点圏にランナーを送りながら、あと一本が出ずに得点を挙げることができません。
試合が動いたのは8回裏。先頭の浅村がバックスクリーン左に叩き込んで、ライオンズが1点を先制します。
9回表は勝ちパターンのサファテが登板しましたが、先頭の森岡を振り逃げで出塁させてしまったのが響きました。2アウト二塁から、畠山のタイムリーツーベースで同点に追いつかれます。ミレッジを敬遠したあと、比屋根にもセンター前に運ばれますが、ミレッジが二塁をオーバーランして、押し出される形で二塁ランナーの畠山が三本間に挟まれて憤死。ライオンズは相手のミスで同点で止めることができました。
その裏、ライオンズは1アウトから秋山のツーベースでチャンスを作り、片岡のセカンドゴロの間に三塁に進みます。
ここで作戦としては、栗山勝負か、一人敬遠して浅村勝負か、満塁にしてヘルマン勝負かという選択肢があったわけですが、スワローズが選んだのは浅村勝負でした。
浅村は1-1からの3球目、インローのボールを豪快に引っ張ると、打球はレフトスタンドへ一直線。2打席連続のホームランは、サヨナラアーチとなりました。消去法で選ばれた感じもする4番浅村ですが、ここまで素晴らしい結果を残してくれと、どうしてもっと早くこうしなかったんだという気になりますねw