【東北楽天 vs 埼玉西武 第10回戦】
(2013年7月12日:日本製紙クリネックススタジアム宮城)
埼玉西武 0 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 1 4
東北楽天 0 0 0 1 0 1 1 0 0 0 0 0 3
[勝] 岡本洋 2勝0敗0S
[S] 松下 0勝0敗1S
[敗] 星野 0勝1敗0S
[本塁打]
6回表 栗山 8号 ソロ (戸村)
6回裏 マギー 18号 ソロ (菊池)
ライオンズ先発の菊池は6回1/3を7安打3失点。正直言って調子はかなり悪かったと思います。むしろよくゲームを作ってくれたという印象です。
2-2の同点で迎えた7回表に1アウト満塁のチャンスを逃し、その裏に銀次のタイムリーで勝ち越しを許した時点では敗色濃厚かなと思いましたが、9回、2アウトからヘルマンのタイムリーで同点に追いつき、試合は延長戦に突入します。
延長11回表、ノーアウト一塁から金子の送りバントがキャッチャーフライになったあと、続く炭谷のバントがキャッチャーゴロゲッツーという、「お前ら何やってるんだよ」というプレイでチェンジになりました。このときは思わずらき☆すたデーの12回裏の拙攻を思い出してしまいました。
12回表、移籍後初打席となる代打渡辺がライト線を破るツーベースヒットで出塁します。続くヘルマンが送って1アウト三塁。ここで大崎がライトへの犠牲フライを放ってついに勝ち越します。
菊池のあと増田→ウィリアムス→サファテ→岡本洋とつないできたライオンズですが、12回裏、マウンドにはプロ2試合目となる松下が登ります。打順は3番からで、これはちょっときつい場面だなぁと思いましたし、先頭の銀次にヒットを許したところでは嫌な雰囲気が漂ってきました。
しかし、4番のジョーンズに対し、粘られながらも11球目で見逃し三振を奪うと、さらに一塁ランナーの盗塁も刺して三振ゲッツー。一気にピンチを脱しました。最後はマギーをセンターフライに打ち取ってゲームセット。敗色濃厚の試合をひっくり返す大きな勝利を挙げました。もちろん松下はこれがプロ入り初セーブとなります。おめでとうございます!