【埼玉西武 vs 千葉ロッテ 第22回戦】
(2013年9月29日:西武ドーム)
千葉ロッテ 0 1 2 0 0 1 0 0 1 0 5
埼玉西武 0 0 3 1 1 0 0 0 0 1x 6
[勝] 野上 9勝7敗0S
[敗] 益田 2勝6敗33S
[本塁打]
2回表 ブラゼル 11号 ソロ (岸)
3回裏 浅村 26号 3ラン (古谷)
5回裏 秋山 13号 ソロ (上野)
序盤に3点のビハインドを背負ったものの、3回裏に浅村のホームランで追いつき、4回に栗山の押し出しフォアボールで勝ち越し。5回には秋山のホームランで追加点を挙げ、今日こそは行けるだろうと思ったのですが、今日もやはり終盤に落とし穴が待っていました。
1点リードで迎えた8回、普段とは順番を入れ替えてサファテがマウンドに登りました。サファテは簡単に2アウトを取ったものの、清田、根元に連続フォアボールを与え、マウンドを涌井に譲ります。涌井は代打井口を三振に切って取り、このピンチは脱しました。
涌井は9回も代打サブロー、鈴木を連続三振に仕留めますが、続く荻野貴にフォアボールを与えてしまいます。そして続く福浦の打席で一塁ランナーの荻野貴がスタートを切りました。炭谷は二塁に送りますが、そのボールが荻野に当たってレフト前へ弾かれてしまい、ボールが転々とする間に荻野が長駆ホームイン。試合は振り出しに戻ります。本当に勝つ気があるのか……と思わざるを得ない、呆然としてしまう展開でした。
9回は2アウト一三塁のチャンスに片岡がライトフライに倒れて得点なりませんでしたが、10回裏、2アウト一二塁から、熊代がライト前にはじき返してサヨナラ勝ちとなりました。バックホームのタイミング的にはアウトになってもおかしくない状況でしたが、二塁ランナーの浅村が上手くタッチをかいくぐりました。お見事。
勝つには勝ったものの、内容的にはあまり褒められたものではありません。しかし、もう内容がどうこうと言っていられる時期ではありませんし、今日は勝ったことを喜びたいと思います。
明日は移動日となり、明後日がQVCマリンでのマリーンズ戦、そのあとは西武ドームに戻ってのホークス2連戦となります。この3試合が正念場です。特にホークスにはやられっぱなしなので、プロの意地を見せてくれることを期待しています。