【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第24回戦】
(2013年10月3日:西武ドーム)
福岡ソフトバンク 0 0 3 0 1 0 0 0 0 4
埼玉西武 0 1 2 1 0 0 0 1 x 5
[勝] サファテ 9勝1敗10S
[S] 涌井 5勝7敗4S
[敗] ファルケンボーグ 0勝4敗10S
[本塁打]
4回裏 片岡 4号 ソロ (摂津)
8回裏 中村 3号 ソロ (ファルケンボーグ)
ライオンズは2回に炭谷のスクイズが犠打野選になって1点を先制します。幸先のいいスタートではありましたが、直後の3回、1アウト二三塁のピンチを招いてしまいます。ここでライオンズベンチは先発の増田を諦め、早くも継投策に入りました。
しかし、ここで出てきたのが川崎……え? 総力戦なんじゃなかったの? その川崎は長谷川に左中間を破られ逆転を許してしまいました。
結局、川崎はワンポイントで降板し、3番手は岡本篤……え? 総力戦なんじゃなかったの? その岡本篤は松田にタイムリーを浴びて突き放されました。
監督の采配がはっきりしないために勢いがしぼみかねないところでしたが、今日は打撃陣が粘りを見せてくれます。3回裏、2アウト三塁から、中村が敬遠されて一三塁となったあと、坂田が初球を打って左中間を破る同点タイムリーツーベース。さらに4回には片岡のホームランで1点を勝ち越します。
しかし、4回から登板した野上が、5回に柳田のタイムリーを浴びて同点に追いつかれてしまいました。その直前のボールが素晴らしかったのですが、アンパイアの手は上がらず、そのあとのボールが少し甘く入ってしまいました。いつも思うんだけど、炭谷は捕ったあとにミットを動かしすぎなんだよね。黙っててもストライクなんだからじっとしてれば良かったのに。
同点になったあとは両チームの投手陣が踏ん張りました。特にライオンズの5番手の高橋が素晴らしかった。右バッターも抑えましたし、イニングを跨いでも崩れませんでした。これはワンポイントじゃもったいないよね。
決着がついたのは昨日と同じ8回でした。昨日と同じくこの回から登板したファルケンボーグから、先頭の中村がバックスクリーン左に叩き込む勝ち越しホームラン。9回は涌井が三人斬りで締め、ホークス戦に連勝し、ついに3位に浮上しました。
とはいえ、明日からはイーグルスとの2連戦、日曜日のファイターズ戦のあと、一日空けた最終戦はマリーンズ戦ということで、残り4試合の内訳はけっこう厳しいです。今日がゴールではなく、スタートラインに立っただけ、なのかもしれません。