2013/11/22(金)来季の背番号、菊池は16、鬼崎は4に変更

2013/11/22 23:32

ライオンズの来年の背番号の変更が発表されました。

来季背番号変更のお知らせ | 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト

菊池は慕っていた石井一の背番号に変更。個人的には17が似合っていたとは思いますが、本人の希望もあったでしょうし、球団としても名投手がつけてきた番号を受け継がせたいという思いもあるでしょう。そういった意味ではいい変更だと思います。今後は「16といえば菊池雄星」と言われるくらいの活躍を期待しています。

川崎はトレード相手の高山のつけていた44から、よりピッチャーらしい34に変更。正直言って今年のような出来では後がないと思いますので、奮起を期待したいところです。

中盤以降はショートのポジションをつかみ取った鬼崎が一桁の4に変更。おととしの途中にライオンズに来たときは、ここまでの選手に育ってくれるとは思っていませんでした。監督は永江、金子との競争だと言っていますが、それでもショートのレギュラーの最有力候補であることは間違いありません。

逆に美沢は4を剥奪されて44に。今年プロ入り初めて一軍に昇格し、初ヒットも記録。記念すべき一年にはなりましたが、大卒ドラ2の4年目の数字としては物足りないのも事実ですし、これをきっかけに奮起してもらいたいと思います。

さて、今回変更の発表があったのは上記の4選手。ということは、背番号3を希望していた浅村の願いは叶えられなかったようです。確かに、もともとフロント側は時期尚早という話をしていましたしね。

だが、鈴木本部長は「まだ早いよ。1年やっただけだから。2年、3年と続けなければ」とつれない返答。「ウチの背番号3といえば実力はもちろん、私生活も含め立派な人間でなくてはならない」と心身のさらなる成長を求めた。

【西武】浅村、背番号3熱望も球団本部長「時期尚早」:プロ野球:野球:スポーツ報知

しかし、これもよく考えてみればおかしな話です。

ライオンズの背番号3を振り返ってみると、土井正博→ジェリー→清原和博→玉野宏昌→フェルナンデス→マクレーン→中島裕之。この中で実力、私生活ともに優れている選手がどれだけいるというのでしょう。フェルナンデスと中島くらいではないでしょうか。

成績だけで言えば、土井さんは名選手であり名コーチでもありましたが、一時の娯楽に供する範囲を超えてゴニョゴニョしてしまいました。また、自分より立場の弱い相手は恫喝するくせに、身体の大きいデニー相手には腰が引けるような番長も問題外です。

成績面で言えば、玉野に着けさせたことがある時点で、もうどうでもいいじゃねーかという気がします。また、中島もレギュラーを獲る前に背番号3を背負っています。浅村のモチベーションも上がるでしょうし、3をあげてもいいと思うんだけどなぁ。

それとも、中島が帰ってくる当てでもあったりするのでしょうか。