2013/12/21(土)来年の事を言えば鬼が笑う

2013/12/21 22:46

ライオンズの外国人選手の契約について発表がありました。

来季の外国人選手契約について | 埼玉西武ライオンズ オフィシャルサイト

ウィリアムスは残ってくれました! 良かった。本当に良かった……。

ランサムはサードの候補ということで、ちゃんと守れるようであれば浅村のサードコンバートがなくなり、ファースト浅村、指名打者中村という安心して見ていられる守備位置になりそうです。

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しかし、37歳で「荒削り」って、もう磨きをかける余裕がある年齢ではない気もしますが……。また「外国人は怖さがないとな」という言い方をするということは、そもそもヘルマンをろくに評価していなかったんじゃないかという気がしてきました。

レイノルズは先発、ボウデンは抑え候補とのことです。

西武、全米2位投手レ軍レイノルズ獲得へ - プロ野球ニュース : nikkansports.com

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まだ人的補償などもありますし、完全にメンバーが確定したわけではありませんが、来年に思いを馳せられる程度には形が見えてきました。少し考えてみたいと思います。

まずは野手。

キャッチャーは炭谷、ファーストは浅村、サードはランサム、ショートは鬼崎、外野は栗山、秋山、坂田。指名打者は中村。セカンドが渡辺、山崎あたりの争いになるという感じでしょう。ヘルマン、片岡が抜けて戦力はダウンしていますが、ある程度計算できる選手は揃っています。

ただ、メンバーの予想はできてもオーダーの予想はちょっと難しい。

たとえば、中村は誰がどう考えても「日本でトップクラスのホームランバッター」ですし、炭谷は誰がどう考えても「スイングスピードだけは一級品の2割バッター」です。このあたりは迷いようがないので、中村はクリーンアップになるでしょうし、炭谷が下位を打つのはまず間違いありません。

しかし、人によって評価の異なる選手をどのように配置するのかが難しい。栗山を「出塁率の高いチャンスメーカー」と考えるか、「勝負強いポイントゲッター」と考えるか。秋山を「俊足の左バッター」ととらえるか、「左の中距離ヒッター」ととらえるか。浅村を「長打力のある1番バッタータイプ」と見るか「足の速い中軸タイプ」と見るか。

また、浅村を中軸に据えた場合、4番を浅村と中村のどちらにするのかも悩みどころです。打率を残せる浅村、長打力のある中村、どちらも4番にふさわしい選手ですから。

私は栗山の出塁率、秋山のバッティング、浅村の勝負強さを買っており、また、「4番」としては中村より浅村を高く評価しているので、こんなオーダーがいいのではないかと思っています。

7 栗山
6 鬼崎
8 秋山
3 浅村
D 中村
9 坂田
5 ランサム
2 炭谷
4 渡辺

……「3番センター秋山」と言いたいだけだろうって? 否定はしません。

続いて投手陣について考えてみましょう。

先発は岸、牧田、菊池、野上、十亀、岡本洋、レイノルズ、復活予定の西口さん。

中継ぎは増田、高橋、ウィリアムスがほぼ確定。あとはルーキーの豊田、山口がどこまでやってくれるか。やってくれない場合は大石、岩尾、岡本篤のベンチ入りで「西武の中継ぎwwwww」復活待ったなしの予感です。勘弁してくれ。抑えは前述の通りボウデンでしょう。

やはりちょっと苦しいですね。というか、そろそろ大石さんは覚醒してくれませんかね。