2014/02/25(火)お金を落とすということ
Twitter経由の話なのですが、とても140文字には収まりきらないのでブログのほうで書くことにしました。
先日、こんなツイートが何度もリツイートされて、私のTLに表示されていました。
「なんで映画見に行く人が減ったのか?」みたいな話が出る度に、「350円でドリンクを売り、ペラッペラのパンフを800円で売り、1800円も払って入ってくれた人に対して延々20分も広告を見せた挙句に犯罪者呼ばわりする」という現状を把握した上で言ってんの?…と思う。
しかし、広告と犯罪者呼ばわりの部分はわからないでもありませんが、金額に関してはまったく共感できませんでした。そして、この意見が10000回以上リツイートされる状況を見て(まあ、リツイート=同意とは限りませんが)、今の興行って大変なんだなーと感じました。
私はそれほど頻繁に映画を観にいくわけではありませんが、行ったときには入場料以外にも買い物をして、無理のない範囲でできるだけ映画館にお金を落とすようにしています。そして、それが映画館を支えることだと思っています。飲み物1杯が1万や2万もするのであればさすがにためらうでしょうが、350円はそういった意味では望むところだ、という値段です。
これはほかの娯楽、たとえば野球観戦でも同じです。ですから、らき☆すたデーのたびに諭吉さんが行方不明になるのも、私がライオンズを愛してやまないからなのです。
……何の話でしたっけ。
これは両親の影響があるのだと思います。そして、私が友人と遊びに行っても、みんな同じようなお金の使い方をしていますから、私の家庭が特殊な環境だというわけでもなさそうです。まあ、類は友を呼ぶという言葉もありますし、単に私の周りに似た考えの人が集まっているだけという可能性もありますが。
しかし、先ほどのツイートが共感を集めたということは、私の考え方は一般的ではない(あるいはなくなった)のでしょう。これは良い悪いの話ではなく、常識が変わってしまったということです。
ということは、映画館(だけではなく、入場料以外でも利益を上げるビジネスモデル全般)も今までのやり方が通用しなくなるのかもしれませんね。