2014/08/08(金)終盤の逆転で連敗ストップ
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第15回戦】 (2014年8月8日:QVCマリンフィールド) 埼玉西武 2 0 2 0 0 0 0 5 0 9 千葉ロッテ 0 0 0 0 0 5 0 0 0 5 [勝] ウィリアムス 3勝2敗0S [敗] 益田 5勝2敗0S [本塁打] 3回表 メヒア 19号 2ラン (藤岡) 6回裏 クルーズ 11号 3ラン (小林宏)
連敗をストップしました! ……と、素直に喜んでいいような試合展開ではありませんでしたw
ライオンズは初回、メヒアのタイムリーと浅村のタイムリーで2点を先制。3回にはメヒアのホームランで2点を追加します。ここまでは何の文句もない展開でした。
ライオンズ先発の野上は5回まで無失点ピッチングを続けていましたが、6回に崩れます。デスパイネ、サブローのタイムリーで2点を失って降板となりました。今年の野上は疲れるのが早すぎますね。毎回毎回60球、70球で降板されては……。
現状のリリーフ陣を考えれば、6回まで先発が投げれば勝ちパターンに持ち込めます。しかし、今日はアウトが2つ足りませんでした。勝ちパターンにつなぐための2番手として登場した小林宏ですが、福浦を三振に切って取ったものの、続くクルーズに一発を浴びて逆転を許してしまいます。
ただ、1点差で収まったため、7回は勝ちパターンのウィリアムスを投入することができました。ここでほかのピッチャーをつぎ込んでいたら、連敗中の試合のようにゲームがぶち壊しになっていたかもしれません。ウィリアムスは味方のエラーでヒヤッとする場面もありましたが、7回を0点に抑えます。
そして迎えた8回表、1アウト一三塁から、栗山のボテボテの当たりがサード内野安打になり同点に追いつきました。中村はキャッチャーファウルフライに倒れますが、続くメヒアの打球はサードベースに当たり、大きく跳ね上がってレフト前へ。このタイムリーで逆転に成功すると、浅村のタイムリーツーベース、秋山のタイムリーでこの回計5点。運にも味方されましたが、鮮やかな逆転劇でした。
逆転したライオンズは、8回は岡本篤が三者凡退に、9回は高橋が三者連続三振に打ち取ってゲームセット。手放しで褒められるゲームではありませんが、とにかくこれで連敗を3でストップさせました。