2015/04/04(土)大きなミスを2つもすれば勝てないのは当たり前
2015/04/04 20:34
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第2回戦】 (2015年4月4日:西武プリンスドーム) 福岡ソフトバンク 0 0 0 1 0 0 1 0 0 2 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 [勝] スタンリッジ 2勝0敗0S [敗] 野上 1勝1敗0S
非常にもったいない負け方でした。
4回表、1アウト二塁から、内川の打球がセンター後方を襲います。秋山が背走しながら打球を追い、最後はジャンプしながらつかむファインプレイ。ここまでは良かったのですが、内野への返球が乱れ、タッチアップから二塁ランナーの柳田が一気に生還します。
記録は秋山の送球エラーということになりましたが、誰の守備がまずかったかというと中継に入った金子侑の位置取りです。秋山がフェンス手前まで行っていて、しかも背走しながらのキャッチですから逆方向に勢いがついています。ショートの定位置やや深いところあたりで送球を受けていましたが、もっと外野寄りで受けるべきだったでしょう。三塁への進塁は仕方がないにしても、これは防げる失点でした。
7回表、1アウト一三塁から、長谷川の打球は少し高く弾んだピッチャーゴロ。これをキャッチした岩尾は、二塁併殺を狙って結局一つしかアウトが取れず、痛い痛い追加点を許しました。これはボーンヘッドに近い判断ミスです。その次の松田も当たっているだけに怖いですし、ゲッツーで切り抜けられれば一番なのはわかりますが、ここはまずホームで一つアウトを取るべきでした。
結局、いずれも防げたはずの2点が響いて完封負け。スタンリッジが良かったので打線が沈黙したのは仕方がありませんが、やるべきことをやっていれば延長戦に持ち込めていたゲームでした。先発の野上が2回に李大浩のピッチャー返しを食らいながら良く投げていただけに、できれば負けを消してあげたかったんですけどねぇ。