2015/06/28(日)好投の菊池を援護できず

2015/06/28 18:03
埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第10回戦】
(2015年6月28日:西武プリンスドーム)

北海道日本ハム  0 0 0  0 0 0  1 0 1  2
埼玉西武     0 0 0  0 0 0  0 0 0  0

[勝] メンドーサ 4勝4敗0S
[S] 増井    0勝0敗19S
[敗] 菊池    4勝3敗0S

[本塁打]
  7回表 石川慎  2号 ソロ (菊池)

ライオンズは初回、先頭の秋山がライト前ヒットで出塁し、続く栗山がフォアボールでノーアウト一二塁のチャンスを作ります。が、このあと浅村が三振、中村がセンターフライ、メヒアがサードゴロに倒れて先制点を挙げることができませんでした。振り返ってみるとここで一気に行けなかったのが痛かった。

もう一度あったチャンスは6回裏。先頭の炭谷がツーベースで出塁し、続く秋山が送りバントをしますが、キャッチャーゴロとなって炭谷が二三塁間でタッチアウト。この間に秋山は二塁まで進んでランナーが入れ替わった格好になりました。このあとの栗山が三遊間にいい当たりを放ったのですが、サードのレアードが横っ飛びでダイレクトキャッチ。続く浅村が三振に倒れて得点なりませんでした。

ライオンズ先発の菊池は4回までノーヒットピッチングで、6回まで2安打と好投を続けていましたが、7回2アウトから石川慎に一発を浴びて先制点を許してしまいました。もったいない球ではありましたが、さすがに8回1失点のピッチャーを責める気にはなりません。

9回に2番手バスケスが中田にツーベースを浴びてピンチを招くと、3番手武隈が近藤にタイムリーを打たれて致命的な2点目を失いました。こういう僅差の負けゲームを信頼して任せられるピッチャーがいないのが苦しいところですね……。

賛否両論が巻き起こっている秋山のバントですが、私の意見としては、「同点の7回という状況を考えれば分からないでもないが、バントが下手だと分かっている秋山にバントをさせるのなら、結果に対して監督がすべての責任を負うべき」という考えです。そういった意味では、試合後の監督のコメントに対しては不満しかありませんので、私も否定のほうに含まれるのかもしれません。