2016/03/25(金)開幕!
【埼玉西武 vs オリックス 第1回戦】 (2016年3月25日:西武プリンスドーム) オリックス 0 0 0 2 0 0 1 0 1 4 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 3 0 2x 5 [勝] 増田 1勝0敗0S [敗] コーディエ 0勝1敗0S
2016年のペナントレースが開幕しました。
ライオンズ菊池、バファローズ金子の両開幕投手は、球数を費やしながらも序盤3回を1安打、ノーヒットという上々の立ち上がりを見せます。
試合が動いたのは4回表でした。小谷野のレフト前ヒットのあと、糸井のゲッツーコースのファーストゴロを山川が弾いてしまい、さらにモレルもライト前ポテンヒットで続いてノーアウト満塁。山川のためにも踏ん張りたいところでしたが、続くボグセビックのレフト前タイムリーでバファローズが2点を先制します。さらに7回表、2番手の郭が出したランナーを3番手の武隈が返すという、昨年もよく見たような光景で突き放されました。
その裏、ライオンズが反撃に転じます。代打上本のヒットと代打森のフォアボールでチャンスを作ると、秋山のファーストゴロっぽい当たりが一塁ベースに当たってバウンドが変わり、これがタイムリーツーベースとなって1点を返します。さらに栗山の犠牲フライ、メヒアのタイムリーで一気に同点に追いつきました。
8回表は4番手のC.C.リーが完璧なピッチングで三者凡退に切って取ります。あの変則フォームでアウトコースにきっちり投げられれば、右バッターにそうそう打たれることはないでしょう。
9回表には高橋朋が登板。西野、吉田正の連打でノーアウト一三塁のピンチを招き、小谷野、糸井を内野フライに打ち取ってツーアウトまでこぎ着けたものの、モレルのピッチャー返しを足で止めたあとに見失ってしまい、これがタイムリー内野安打になってしまいます。打球を受けた高橋朋はここで降板。帰りは自力で階段を登っていたというレポートはありましたが、ちょっと心配です。
追い込まれたライオンズはその裏、1アウトから秋山がフォアボールで出塁し、牽制悪送球で二塁へ進みます。続く栗山の右中間を破るタイムリースリーベースで同点に追いつくと、3番メヒアがセンターの左を破るサヨナラタイムリー! 2016年の開幕戦を白星で飾りました。