2005/08/20(土)もうブルガリアなんて呼ばないよ(はてなプロ野球’05)
ソフトバンク vs 西武 第14回戦(福岡Yahoo! JAPANドーム) 西武 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 ソフトバンク 0 0 0 0 0 1 0 1 x 2 [勝] 杉内 16勝3敗0S [敗] 西口 15勝4敗0S [本塁打] 9回表 和田 25号 ソロ(杉内)
ともに15勝でハーラートップを走る西口、杉内が今日の先発。その成績通り両投手が見事なピッチングを見せ、熱い熱い投手戦が繰り広げられました。
とはいえ、立ち上がりは両投手とも今ひとつ。杉内は初回に2アウト三塁、西口は初回に2アウト一二塁、2回にもノーアウト二三塁のピンチを招きます。いずれも得点には結びつかなかったものの、「このままだと4、5点の勝負になるかなぁ?」という感じでした。しかし、その後は二人とも立ち直り、競い合うように三振の山を築きます。
先に点を取ったのはホークスでした。6回裏、2アウト三塁から松中がセンター前に力で運んで1点を先制。完全に打ち取った当たりだったんですが……まぁ、これも野球ですから。
直後の7回表、ライオンズも反撃に転じます。1アウト後、カブレラ、和田の連打で1アウト一二塁と一打同点のチャンス。しかし、ここで杉内が踏ん張りました。中島三振、G.G.佐藤センターフライで得点ならず。8回にも1アウト一二塁のチャンスを作りますが、代打フェルナンデス、中村が連続三振で無得点。
ピンチの後にはチャンスありとはよく言ったもので、その裏、バティスタのタイムリーでホークスが貴重な追加点を上げました。
9回表、1アウトから和田がホームランを放って1点を返しますが、反撃もそこまで。ハーラートップ同士の大戦は杉内に軍配が上がりました。いや、ここまで好投されたら参ったと言うしかありません。
というわけで、残念ながらライオンズが敗れはしましたけど、俺の中では今季ベストゲームです。いいものを見せてもらいました。西口は前回の体調不良の不安を吹き飛ばす好投でしたし、7回、8回のピンチを凌いだ杉内のピッチングも痺れました。片岡にレギュラーの座を脅かされているナカジのファインプレーもありました。毎日こんな試合をやっていたら選手がぶっ壊れそうですが、時々はこんなゲームを見せてください。