2020/02/11(火)野村克也さん死去
足腰がだいぶ弱っている感じはありましたが、元気そうな姿をテレビでたびたび見ていたので、急な知らせで驚きました。
野村克也さん死去、84歳 名捕手、名将、名解説 - プロ野球 : 日刊スポーツ
ライオンズファンにとっての野村監督の思い出といえば、1992年、93年の日本シリーズの激闘でしょう。あれほど両チームの特徴が出た、死力を尽くした日本シリーズはあれ以来見ていません。ただ7戦まで行ったくらいで激闘と言われても困るんだよね(老害)
……1997年の日本シリーズ? 何だっけ、それ。
個人的なノムさんの思い出は、大学生のときにあった、熊谷の八木橋百貨店のお正月イベントのトークショーです。赤城おろしの吹き荒れる中、片道15キロ弱をママチャリをこいだのを覚えています。ただ、今思えば深谷駅からJRでいったん熊谷に出て、秩父鉄道で上熊谷まで(方角的には)戻るというルートもあったんだよなw
トークショーのあとはサイン会で、サイン色紙自体はすでに書かれていたのですが、一人一人にその場で宛名を書いてくれました。今の時代であれば転売防止かなーという世知辛いことを考えてしまいますが、あの当時はメルカリはおろかヤフオクもなかったはず……というよりインターネットは一般的ではなかったはずで、純粋なご好意だったのだと思っています。
名前を書いてもらっているときの十秒ほどの会話の中で「学生か。将来後悔しないように、今できることを頑張るんだよ」と言ってもらいました。よく著書に出てくる「若いときに流さなかった汗は、年老いて涙に変わる」ということを伝えたかったのだと勝手に思っています。まぁ、おそらく学生相手にはみんな同じようなことを言っていたんだろうとは思いますがw
私ももう40歳を過ぎましたが、これからも今できることを頑張ろうと思います。
どうか安らかに。