2020/06/26(金)手首の運動
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第4回戦】 (2020年06月26日/メットライフドーム) 福岡ソフトバンク 0 0 1 0 0 0 3 0 0 4 埼玉西武 2 0 1 0 0 0 0 4 X 7 [勝] ギャレット 1勝0敗0S [S] 増田 0勝0敗2S [敗] 岩崎 0勝1敗0S [本塁打] 1回裏 山川 2号 2ラン (東浜) 3回裏 山川 3号 ソロ (東浜) 8回裏 木村 1号 満塁 (岩崎)
開幕から一週間が過ぎ、ローテーションが一周しました。
ライオンズ先発のニールは不調とまでは行かないまでも、ちょっとボールが高かった印象です。チェンジアップがよく落ちていたので三振は取れていましたが、3回まではゴロアウトもなく、いつもとは少し違ったピッチングだったと思います。とはいえ、3回に今宮のタイムリーで1点を失いましたが、6回まではその1点のみ。山川の2本のホームランもあり、今日も連勝記録を伸ばすかと思われました。
……が、7回表。1アウト一塁から、牧原のファーストゴロを山川が後逸して一三塁とピンチを広げてしまいます。ゲッツーを焦ったのかもしれませんが、ランナー上林、バッター牧原を考えると、3-6-3(1)でも3-3-6でもゲッツーは無理だったように思います。ニールはこのあと甲斐にフォアボールを与えて満塁としたところで降板となります。
2番手は小川でしたがホークスの勢いを止められず、栗原のタイムリーで同点。3番手平井も柳田にタイムリーを浴びて逆転を逆転を許します。7回裏は三者凡退でしたが、8回表にギャレットが三者連続三振を奪って流れを引き寄せました。
8回裏、先頭の森は三振に倒れますが、山川がフォアボールを選ぶと、外崎、中村の連打で1アウト満塁。栗山はファーストゴロに倒れますが、続く木村がバックスクリーン左に運ぶグランドスラムで逆転! ライオンズファンのみなさんが今シーズン初めての渾身の手のひら返しを炸裂させました。みなさんおうち時間でも手首の鍛錬は怠っていなかったようです。
今日の一発はニールやエラーした山川を救うものでしたので、今日のバッティングについては木村を褒めますが、あの状況でも木村に代打を出さなかったということは、今年もろくに控えを使わない戦いを続けるという監督の意思表明でもあり、それはそれで暗澹たる気持ちになりました。なぜ2年続けてCSで敗退したのか忘れているのでしょうか。