2021/06/11(金)エラーの見本市

2021/06/11 21:45
【埼玉西武 vs 中日 第1回戦】
(2021年06月11日/メットライフドーム)

中日    0 0 2  3 0 0  1 0 0  6
埼玉西武  0 0 0  0 2 0  1 2 0  5

[勝] 大野雄 3勝4敗0S
[S] 又吉  0勝1敗7S
[敗] 高橋  5勝2敗0S

[本塁打]
  5回裏 山川  9号 2ラン (大野雄)

ライオンズ先発の高橋は初回から苦しいピッチングで、初回、2回はゲッツーでピンチをしのいだものの、3回に大島のタイムリーと高橋周の犠牲フライで2点を先制されます。

4回にはノーアウト一塁から、三ツ俣のピッチャーゴロの二塁送球をショートの山田が取れずにオールセーフ。記録はショートのエラーでしたが、高橋の送球もあまりよくありませんでした。続く高松の送りバントを山川が一塁へ悪送球して二塁ランナーがホームインしてさらにノーアウト一三塁。大島のセカンドゴロがフィルダースチョイスを誘ってもう1点を追加されると、堂上のタイムリーでこの回3失点。ここで高橋は降板となりました。

4回途中から5回までを佐野が抑えると、6回にはルーキーの佐々木がプロ初登板となりました。佐々木は6回を三者凡退に抑えると、7回は先頭の堂上にツーベースを浴びたあとに三進を許し、ビシエドのショートゴロを山田がホームに悪送球して1点を失いますが、2回1安打で自責点0は素晴らしいの一言です。

8回は先月支配下登録されたばかりの水上がこちらもプロ初登板。3人をきっちり抑えて、こちらも見事なデビュー戦のピッチングでした。二人ともこの先が楽しみです。

打線は5回に山川のホームランで2点を返すと、7回は愛斗の犠牲フライで3点差。8回には呉のタイムリーと山川のタイムリーで1点差まで詰め寄りました。

9回は2アウト一塁の場面で、とっておきの代打の中村が登場。外角中心の配球で2-2と追い込まれましたが、5球目を上手くライトに運んで2アウト一三塁……と思ったのですが、黒田コーチが思いきって回してホームタッチアウト。ライオンズからのリクエストも失敗し、1点差でゲームセットとなりました。次が森なのでストップでもいいように思えるのですが、まぁ、この当たりは現場の判断なので、1回のプレイでどうこう言うつもりはありません。ただ、去年までほどの黒田コーチの神通力はなくなりましたよね……。