2021/08/02(月)甲斐のサヨナラ打で準決勝進出(vs アメリカ 決勝トーナメント 準々決勝)

2021/08/02 23:17
【日本 vs アメリカ 決勝トーナメント 準々決勝】
(2021年8月2日/横浜スタジアム)

アメリカ  0 0 0  3 3 0  0 0 0  0   6
日本    0 0 2  1 2 0  0 0 1  1x  7

[勝] 栗林    2勝0敗1S
[敗] ジャクソン 0勝1敗0S

[本塁打]
  5回表 カサス  2号 3ラン (青柳)
  5回裏 鈴木   1号 ソロ  (カーター)

日本は3回に吉田のタイムリー、柳田のタイムリー内野安打で2点を先制しますが、直後の4回に田中がつかまり逆転を許します。田中は3回までは変化球を上手く使っていましたが、4回は明らかにストレートを狙われていました。おそらくベンチの指示でしょう。阿部コーチ、赤田コーチ、見てましたか? これが打撃コーチの仕事ですよ?

日本はその裏に坂本のタイムリーツーベースでいったんは追いつきますが、5回表に青柳がカサスに一発を浴びて再びリードを許します。2試合続けてこんな感じだと、今後はちょっと使いづらいですね……。

3点のリードを許した日本は直後の5回裏、鈴木の今大会初ヒットとなるホームランと、菊池のタイムリー内野安打で1点差とします。しかし、その後はチャンスを作りながらもあと一本が出ず9回へ。

9回裏、先頭の吉田はセカンドゴロに倒れましたが、鈴木がフォアボールを選んだあと、浅村のライト前ヒットで一三塁とチャンスを広げます。ここで柳田が高いバウンドのセカンドゴロで鈴木が生還し、6-6の同点に追いつきました。なおも2アウト二類とサヨナラのチャンスでしたが、ここは菊池が三振に倒れて試合はタイブレークに突入します。

こうなると、勝ちパターンを突っ込んで追いつかれたアメリカと、平良、栗林を残していた日本の差が出ます。10回表は栗林がフレージャーを三振、フィリアをセカンドゴロ、コロズバリをレフトフライに打ち取り、ゼロで切り抜けました。

その裏は先頭の村上に代打栗原が起用され、初球できっちり送りバントを決めて1アウト二三塁。続く甲斐を迎えてアメリカは内野5人シフトを敷いてきましたが、それをあざ笑うように甲斐は初球を打ってライトオーバーのタイムリーでサヨナラ勝ち。準決勝進出を決めました。