2022/10/01(土)胴上げ阻止(vs 福岡ソフトバンク 第25回戦)

2022/10/01 22:46
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第25回戦】
(2022年10月01日/ベルーナドーム)

福岡ソフトバンク  0 0 0  0 0 0  0 0 1  0 0   1
埼玉西武      0 0 0  1 0 0  0 0 0  0 2x  3

[勝] 本田 4勝2敗0S
[敗] 藤井 5勝1敗3S

[本塁打]
   9回表 柳田 23号 ソロ  (増田)
  11回裏 山川 41号 2ラン (藤井)
今日の松本は素晴らしいの一言でした。もちろん武器であるスライダーも良かったのですが、それ以上にストレートでガンガン押せていたのが大きかったと思います。送りバントが多かったので得点圏にランナーを背負う場面はありましたが、それほどピンチという印象は受けませんでした。7回を無失点に抑え、リリーフにあとを託します。

打線は千賀の前にチャンスらしいチャンスをほとんど作れませんでしたが、唯一チャンスを作れた4回の1アウト満塁から栗山のタイムリーで1点を先制。なおもチャンスが続いた場面でしたが、愛斗、平沼が連続三振で追加点を奪えなかったあたりは、さすが千賀というところでしょうか。

さて、勝つことだけを考えれば8回水上、9回平良がベストだったのでしょうが、平良の最優秀中継ぎや増田の最多セーブの狙いもあってか、8回を水上と平良、9回を増田という継投になりました。

水上は1/3回、平良は2/3回を完璧に抑え、それぞれ35ホールドポイント、34ホールドポイント目。水上は最優秀中継ぎを確定させました。おめでとうございます。だいぶ新人王が近づいてきましたかね。

これで増田が9回をしっかり抑えて、トップタイの32セーブ目を上げてくれればめでたしめでたしだったのですが、1アウトから柳田に一発を浴びて同点に追いつかれてしまいます。もちろん打った柳田はお見事なのですが、いくらなんでもその球は甘いよ……。

試合は延長に入って11回表、6番手の本田は1アウトから三森のツーベースでピンチを招くと、牧原大のピッチャーゴロの間に三進。柳田は敬遠で2アウト一三塁となると、デスパイネに3-1と苦しいカウントになりましたが、そこから踏ん張りました。甘い球をデスパイネが打ち損じ続けてくれた感もありますが、最後はファーストフライに打ち取りピンチをしのぎます。

11回裏、5番手藤井の前に簡単に2アウトを取られますが、森が追い込まれたあとの5球目のフォークを技ありのヒットで出塁。続く山川は、フォーク、フォーク、ストレートでの2-1から、フォークを完全に読み切ってレフトスタンドへのサヨナラホームラン! 目の前での胴上げを阻止しました。もう胴上げの聖地とは呼ばせない。

さて、明日の最終戦は現地で観戦してきます。昼間はジャイアンツ球場にいるので、プレイボールに間に合うかは微妙なところですが、十亀の出番までには間に合うように急ぎたいと思います。場合によってはショートカットのためのタクシーの利用も辞さない考えですw