2023/04/30(日)土壇場での同点劇も実らず(vs 東北楽天 第6回戦)

2023/04/30 21:42
【埼玉西武 vs 東北楽天 第6回戦】
(2023年04月30日/ベルーナドーム)

東北楽天  0 4 2  0 0 0  0 0 0  1  7
埼玉西武  0 2 0  0 0 0  2 0 2  0  6

[勝] 松井裕 1勝0敗4S
[S] 酒居  0勝0敗1S
[敗] 平井  0勝1敗0S

[本塁打]
  2回表 小郷   1号 3ラン (與座)
  2回裏 中村   7号 ソロ  (荘司)
  3回表 鈴木大  2号 2ラン (與座)
ライオンズ先発の與座は、初回こそゼロに抑えたものの、2回に先頭の岡島にフォアボールを与えたところから崩れて4失点。3回にも鈴木にホームランを浴び、2回0/3を6失点で降板となりました。

ランナーを出してからボールが真ん中に集まってしまっていたので、球威がない以上、これでは左バッターが並んでいるイーグルス打線を抑えることはできないでしょう。シンカーも決まっていませんでしたし、だいぶ厳しいピッチングになってしまいました。

打線は2回に中村の3試合連続のホームランと呉のタイムリースリーベースで2点を返しますが、そのあとはチャンスを作りながらも得点ができません。特に3回と5回の2アウト満塁のチャンスでいずれも呉が三振に倒れたシーンが目立ってしまいました。

ようやく試合が動いたのは7回でした。西川の3年ぶりとなるヒットを足がかりに1アウト満塁のチャンスを作ると、呉が三度目の正直でセンター前にはじき返して2点を返します。しかし、続く児玉、代打鈴木は倒れて2点止まり。

リリーフが踏ん張ってどうにか2点差のまま迎えた9回、1アウトから中村が今日4本目のヒットで出塁すると、マキノンのサードゴロからの二塁送球を小深田が捕球できずに一三塁とチャンスが広がります。続く呉のところでワイルドピッチがあって1点を返し、なおも1アウト二塁と同点のチャンスが転がり込んできます。

呉は三振に倒れ、続く児玉のところで代打栗山が起用されました。この時点でベンチに残っている野手は栗山と佐藤と滝沢だけで、確かに代打なら栗山という選択になるだろうけど、そもそも児玉をそのまま打たせたほうがいいんじゃないかと思いました。そして、3球目のど真ん中をファウルにしたときはもう終わったと思いましたが、4球目のフォークをセンター前にはじき返して同点タイムリー。ライオンズファンによる今年最大の手のひら返し及び土下座が観測されました(俺調べ)。やっぱり骨と牙なんだよなぁ……。

なおも続く2アウト二塁のチャンスでは柘植が三振に倒れ、試合は延長戦へ。

……が、負けるときはあっさりしたもので、回またぎとなった平井が西川にタイムリーツーベースを浴び、これが決勝点となりました。ベンチに昨日2イニング投げている本田と、増田、張しか残っていない状況では、続投も仕方がないのかもしれませんが、平井はちょっと気の毒でした。

おとといヌケヌケを脱したいとは書いたけど、それは連勝したいという意味であって、連敗したいという意味ではないんだよなぁ……w