2024/05/03(金)ようやくホークス戦初勝利(vs 福岡ソフトバンク 第7回戦)
2024/05/03 21:44
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第7回戦】 (2024年05月02日/ベルーナドーム) 福岡ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 埼玉西武 0 0 0 0 0 1 0 0 x 1 [勝] 武内 2勝0敗0S [S] アブレイユ 1勝2敗7S [敗] 大津 3勝1敗0Sライオンズ武内、ホークス大津の息詰まる投手戦でした。ライオンズはセカンド佐藤龍、サード渡部という布陣でしたが、二人とも無難に守備をこなしていたと思います。試合前はファイアーフォーメーションとか言ってごめんなさい。
ライオンズは2回に若林の浅いセンターフライで二塁ランナー佐藤龍がホーム付近まで行っていて戻れなかったり、5回に佐藤龍のレフトへのヒットでアギラーが三塁を狙ってタッチアウトになったりと、痛い走塁死が続きました。とはいえ、アギラーのほうはツーベースになるような当たりでしたし、近藤の捕球から返球までの一連のプレイに無駄がなかっただけなので、さすがに走塁コーチやアギラーを叩くのは違うと思います。
そんなこんなで中盤までお互いにゼロが続きましたが、6回裏、先頭の炭谷がヒットで出塁すると、長谷川が送ったあと、金子、源田の連続フォアボールで満塁のチャンスを迎えます。ここで迎えるのは満塁の鬼、中村です。
中村は初球、2球目をファウルしてあっさり追い込まれますが、2球ボール、2球ファウルのあとの7球目を引っかけてサードゴロ。サードのリチャードはベースを踏んで一塁に転送しましたが間に合わずに三塁ランナーがホームインします。5-5-3はもちろん、5-4-3にしても5-2-3にしてもゲッツーは難しいタイミングで、ホームで一つアウトを取っておくべきだったように見えますが、いずれにせよ、これでライオンズが1点を先制しました。
武内は援護をもらったあとも変わらぬピッチングで、8回を4安打8奪三振の無失点に抑えました。チェンジアップが空振りを取る球としても、タイミングを外す球としても有効に使えていましたし、だからこそストレートも活きました。すごいルーキーです。
9回はアブレイユが三者凡退に抑えて逃げ切り。久しぶりの連勝となりました。アブレイユは前回の対戦でやられた柳田を三振に切ってとってやり返しました。アブレイユが吠えたときにFワードを口にしているように見えるとホークスファンが吹き上がっていますが、ドミニカ共和国の公用語はスペイン語だったと思うのですが……。