2004/10/26(火)職場公認野球馬鹿
2004/10/25(月)勝ったぞー!(はてなプロ野球’04)
【中日 vs 西武 日本シリーズ第7戦】 (2004年10月25日:ナゴヤドーム) 西武 0 0 5 0 0 1 1 0 0 7 中日 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 [勝] 石井貴 2勝0敗0S [敗] ドミンゴ 0勝1敗0S [本塁打] 3回表 カブレラ 3号 2ラン (山井) 7回表 平尾 1号 ソロ (平井)
ホークスの選手の皆さん、ファンの皆さん、勝ちましたよ! 「レギュラーシーズン2位のチームが日本シリーズに出るから負けるんだ」と言われてしまうような事態にならず、正直なところかなりホッとしています。
二塁ランナー笘篠を刺した飯田のバックホーム。伏兵緒方のグランドスラム。好投西口がテータムに浴びた痛恨の一発。「接触はしたがタッチはしていなかった」という珍判定。3連敗の崖っぷちで見せた松坂の背信投球。この12年間のことを思い起こせば、苦い思い出ばかりが蘇ってきます。そのくらいライオンズは日本シリーズで敗れ続けてきました。
今まで短期決戦に弱い弱いと言われ続けてきたライオンズが日本一になれたのは、ファイターズ、ホークスとの激闘があり、そこで選手たちが成長できたからこそだと思います。この2チームとのプレーオフがなければ、シリーズで今回のような結果を残すことはできなかったでしょう。本当にありがとう。
さて、今回の日本シリーズはお互いが持ち味を出し切った……とは言い難いですが、勝利に対する強い執念を感じる試合の連続でした。ライオンズの選手の皆さん、ドラゴンズの選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、素晴らしいゲームをありがとう。
で、最後に落合監督へ。これがあんたの馬鹿にしたパ・リーグの野球だ!
2004/10/24(日)中継ぎがいないのなら、直接豊田に繋げばいいじゃない!(はてなプロ野球’04)
【中日 vs 西武 日本シリーズ第6戦】 (2004年10月24日:ナゴヤドーム) 西武 1 0 0 0 0 2 0 1 0 4 中日 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2 [勝] 松坂 1勝1敗0S [S] 豊田 0勝0敗3S [敗] 山本昌 0勝1敗0S [本塁打] 6回表 和田 3号 2ラン (山本昌) 8回表 和田 4号 ソロ (落合)
日本一に王手をかけているドラゴンズの先発は山本昌、一方、後がないライオンズの先発は松坂ということで、第2戦と同じピッチャーの顔合わせです。
今日は両投手とも調子が今ひとつで、試合は序盤から動きました。初回、ライオンズがカブレラのどん詰まりのタイムリーで先制すると、2回裏、井上のタイムリー内野安打でドラゴンズが同点に追いつきます。
その後山本昌は徐々に立ち直りの兆しを見せますが、松坂は立ち直る前に追加点を奪われてしまいました。4回裏、リナレスのツーベース、谷繁のヒットでノーアウト一三塁のピンチを招くと、またもや井上にタイムリーを浴びて2-1と勝ち越しを許します。しかし、ここから松坂は踏ん張り、さらなる追加点は許しませんでした。この粘りが打線の援護を呼ぶことになります。
6回表、先頭のカブレラが初球攻撃で右中間を破るツーベースを放ち、一打同点のチャンスを築きます。続く和田は粘って粘って10球目、大好きな高めのボール気味の球を捕らえると、レフトスタンドへ突き刺さる逆転の2ランホームラン! いやぁ、この10球の勝負は非常に見ごたえがありましたね *1 。
和田は8回にもホームランを放ち *2 、貴重な追加点を叩き出しました。これでリードは2点に広がります。
序盤は調子の上がらなかった松坂ですが、井上の2本目のタイムリー以降はヒットを許さず、結局8イニングを投げ切って2失点で降板しました。そして、最終回はいつものように守護神豊田が締めてゲームセット。これで対戦成績を3勝3敗のタイに持ち込みました。
さぁ、泣いても笑っても明日が日本シリーズ最終戦となります。さすがに名古屋まで行くことはできませんが、テレビの前で応援していますよ。今シーズンの総決算だと思って頑張れ!
2004/10/23(土)ダブルミーニング
風邪をひいてダウンしてしまいました。きっと西武ドームが寒かったからですよね……特に試合内容が。
2004/10/22(金)続々・駄目人間たちの日本シリーズ観戦記(はてなプロ野球’04)
【西武 vs 中日 日本シリーズ第5戦】 (2004年10月22日:西武ドーム) 中日 0 0 1 2 0 0 0 0 3 6 西武 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 [勝] 川上 1勝1敗0S [敗] 西口 0勝1敗0S [本塁打] 9回表 立浪 2号 2ラン (小野寺) 9回表 アレックス 2号 ソロ (小野寺)
勝ったほうが王手をかけるという第5戦、なんとか休みを確保した友人たちと球場で観戦してきました。
今日の先発はドラゴンズが川上、ライオンズが西口。川上は第1戦で好投しながら負け投手になっており、雪辱を期するマウンド。一方の西口は、前の試合 *1 で内転筋痛により緊急降板して以来、およそ1ヶ月ぶりの登板となります。
さて、その西口ですが、今回の登板に向けてこんなことを言っています。
西口は「もう最後なんで、やっちゃってもいいわけだから」と強行登板する腹積もりだ。
西口強行志願、第5戦先発へ故障再発覚悟 [nikkansports.com:2004-10-19
猪突猛進型の松坂のセリフであれば「おいおい、無理するんじゃねぇよ」と思うだけですが、あの西口がここまで言ったとなるとグッと来るものがあります。西口ハァハァ。
さて、このようにかなり気持ちが入っていた西口ではありますが、意外にあっさりと先制点を許してしまいました。3回表、荒木がスリーベースで出塁し、井端のショートゴロの間に生還して1-0。さらに4回表、井上のどん詰まりの打球がライト前に落ちて2点タイムリーとなります。これで0-3。
ライオンズが反撃に転じたのは6回でした。それまで川上の前にパーフェクトに抑えられていたライオンズ打線ですが、1アウトから細川がチーム初ヒットを放ちます。続く高木浩の当たりは、打った瞬間ゲッツーかと思われたピッチャーゴロの打球でしたが、バウンドが合わなかったのか、グラブを出すタイミングが合わなかったのか、川上が取ることができずにセンター前に抜けていきました。これで1アウト一二塁。この試合初めてのチャンスです。打順はトップに返って佐藤。
【俺】「ここでホームランが出たら晩飯抜くよ」
【Y】「G.G.じゃないほうの佐藤なんだから、それは欲張りすぎ」
【S】「『G.G.じゃないほう』ってずいぶんな言い方ですね」
結局佐藤は空振りの三振に倒れて2アウトとなりますが、続く2番赤田のところで代打小関が登場します。小関の登場曲であるジーパンのテーマが球場に流れ、一気に盛り上がる一塁側、ライト側! *2
【Y】「中日ファンは小関のことを超人気選手だと思うんだろうなぁ」
【俺】「カブレラ以上に盛り上がるからなぁ……打席に入る前までは」
しかし、今日の小関は打席でも盛り上げました。川上の初球を捕らえ、右中間への大きな当たりを放ちます。同点か!? 同点ホームランなのか!?
……が、あと一歩届かず、打球はフェンス最上部を直撃。この間に二塁ランナーが生還して2点差となります。さらに一塁ランナーの高木浩もホームを突きましたが、谷繁の好ブロックに阻まれて3アウトチェンジ。うーむ。
嫌な形で6回の攻撃を終えてしまいましたが、続く7回にも再びチャンスを迎えます。フェルナンデス、カブレラが連続三振であっさり2アウトになりますが、和田が左中間を破るツーベースを放つと、平尾もヒットで続いて2アウト一三塁、今度は一発出れば逆転という場面でバッターは中島。
【俺】「ここでホームランが出たら今日の晩飯と明日の朝飯を抜くよ」
【S】「……そればっかりですね」
しかし、期待の中島は初球を打って力のないショートゴロ。本当にホームが遠い……。
8回は両チーム無得点に終わり、迎えた9回表。裏の攻撃でクリーンアップに回るので、なんとか2点差をキープしておきたかったところですが、この回から代わった小野寺が立浪に2ランを浴びて1-5。あまりにも、あまりにも痛い2失点です。
【Y】「しゅーりょー」
【俺】「さすがに今日の川上相手に、1イニングで4点は無理だよなぁ」
【S】「でも何かの間違いで満塁になって、何かの間違いでホームランが出れば同点……」
続くアレックスも初球を打ってレフトスタンドへのホームラン!
【S】「……満塁ホームランでも追いつけなくなっちゃいましたね」
結局、9回1イニングで5点のビハインドを跳ね返すことができるわけもなく、昨日に続いての敗戦。これで対戦成績はドラゴンズの3勝2敗となり、ライオンズは後がなくなりました。日本一になるためには敵地で2連勝しなければなりません。移動日を挟んだ明後日の第6戦、ライオンズの先発はおそらく松坂でしょう。頼んだぞ!
*1:http://d.hatena.ne.jp/silence1998/20040920#1095681602
*2:しかし、ドラゴンズ攻撃中のレフト側の盛り上がりには負けていました。ホームなのに情けない……。