2005/01/06(木)第32回積読消化運動
年末のドラマ総集編の影響をもろに受け、今更ではありますが「白い巨塔」を購入してきました。とりあえず研磨跡のなかった1、2巻だけ。
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【読了】
- 作者: ブルボン小林
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2005/01/05(水)第31回積読消化運動
「人間は考えるFになる」読了。
土屋賢二と森博嗣のズレっぷりが激しくて、とても楽しい対談でした。その中で特に印象に残ったのは、森博嗣の次のような言葉です。
そのとおりです。ミステリィファンというのはミステリィの九割が嫌いな人たちのことです。ミステリィファンに限って「こんなのミステリィじゃない」と言う。「うるさがた」という形容が適当だと思います。
土屋賢二、森博嗣『人間は考えるFになる』
名言だ!
思い返してみると、今までミスヲタからミステリーを勧められたことはほとんどありませんでした。逆に私が誰か別のミスヲタに作品を勧めたこともありません。無用な宗教戦争の原因になるかもしれないからです。
しかし、私がミスヲタであることを知っている非ミスヲタの友人が、自分の好きなミステリーを私に勧めてくることは頻繁にあります。特に多いのは、西尾維新の作品とか、「ひぐらしのなく頃に」*1とか。好きな方には申し訳ありませんが、もううんざりです。はっきり言って、どこが面白いミステリーなのかさっぱり分からない。どれだけ世間で好評であろうと、私は「こんなのミステリーじゃない! ノックスの十戒を100回読み直してこい!」という感想しか持てません。
もちろん、西尾作品はライトノベルとしては傑作だと思いますし*2、ひぐらしのなく頃には良くできたホラーだとは思います。あくまでも、私のミステリー観と照らし合わせた場合、ミステリーとして評価するに値しないと言っているだけです*3。もっとも、西尾維新は「分かっていて書いている」ように見えますし*4、竜騎士07さんも「ひぐらしはミステリーではない」という逃げを打っていますから、そもそもこれらをミステリーとして語ること自体が妥当ではないのかもしれませんが。
人間は、自分の好きなものに対してはどこまでも狭量になれる生き物です。「あんなの○○じゃない」なんて言葉はどこの世界でも耳にします。「あんなのプログラミング言語じゃない」「あんなのゲームじゃない」「あんなのガンダムじゃない」……と、何を当てはめても使えるじゃないですか。コアになればなるほど、その分野に対する許容範囲は狭まっていくものなのです。
要領を得ない文章になってしまいましたが、要するにライトなファン、あるいはファンではない人がコアなファンに物を勧める時は、充分に気をつけましょうねということで*5。下手すりゃ勧めた方も勧められた方も不快な思いをするだけですから。
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【読了】
- 作者: 土屋賢二,森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/09/04
- メディア: 単行本
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- 作者: necoJET
- 出版社/メーカー: 富士美出版
- 発売日: 2004/11/25
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2005/01/05(水)そんなボケじゃほとんど誰も分かんねぇよと思った白金賢者のQMA2日記
「1990~1992年に3年連続本塁打王を獲得した西武の選手は?」というタイピング問題に対し、「シアンフロッコ」という回答が! いや、いくらなんでもその誤答はあり得ないから!
私も次のタイピング問題で「ブロッサー」と答えておきましたが、相手の方は気づいてくれたでしょうか。
【今日の復習】
- 日本プロ野球で初めてFA宣言したのは松永浩美
2005/01/04(火)第30回積読消化運動
「ユニヴァーサル野球協会」読了。
中年の会計士がサイコロを用いた野球ゲームを使って、一人で架空リーグを運営する様子を描いた作品です。「名作野球小説」のような話題になると必ず名前が挙がる作品ですが、なるほどその評判に違わぬ面白さでした。とりあえず、野球好きなら読んどけ。
ただ、既に絶版になっている作品ですから、入手するためには古本屋を巡るしかないのが残念なところです。
【読了】
- 作者: ロバートクーヴァー,Robert Coover,越川芳明
- 出版社/メーカー: 若林出版企画
- 発売日: 1985/08
- メディア: 単行本
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2005/01/03(月)第29回積読消化運動
書籍整理の時に大活躍する「いれと庫」シリーズ*1ですが、困ったことにA5判コミックに対応する商品が存在しません。
そこで、というわけではありませんが、たまたま近所のスーパーで見かけた吉川国工業所の「DVD & ビデオファイルユニット MX-4」*2を購入してみました。もともとがビデオテープ用なこともあって、作りはかなりしっかりしています。何段でも積み重ねられそうです。
ただ、頑丈なだけあって値段が高い。20冊程度の収納スペースに1300円ってのは厳しいものがあります。まぁ、文庫や新書に比べればA5判コミックの所有量は圧倒的に少ないので、これでもなんとかなると言えばなんとかなるのですが、もう少し他社のビデオテープ収納ケースと比較してみたいところですね。
【購入】
【読了】
- 作者: 田丸浩史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/04/23
- メディア: コミック
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- 作者: 田丸浩史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/22
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- 作者: 氏家ト全
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/05/15
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- 作者: 氏家ト全
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- 発売日: 2004/12/17
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