2012/09/25(火)10連戦スタート
【埼玉西武 vs 東北楽天 第20回戦】 (2012年9月25日:西武ドーム) 東北楽天 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 埼玉西武 0 0 0 0 0 2 1 0 x 3 [勝] 菊池 4勝2敗1S [S] 涌井 1勝5敗27S [敗] 釜田 7勝3敗0S [本塁打] 6回裏 オーティズ 7号 2ラン (釜田)
一昨日連勝が止まって仕切り直しとなった今日の試合、序盤はチャンスを何度もつぶしていたライオンズですが、6回にオーティズのホームランで2点を先制。7回にはカーターのタイムリーで追加点を上げます。
ライオンズ先発の菊池は7回までわずか1安打ピッチングで、これはもらっただろうと思ったのですが、8回先頭の銀次にフォアボールを与え、続く牧田に今日2本目のヒットを打たれたところで降板となりました。2番手は十亀でしたが、フェルナンデスにタイムリーツーベースを浴び、嶋を歩かせて1アウトも取れずに降板。3番手のウィリアムスは1アウト後、聖沢に押し出しのデッドボールで1点差に詰め寄られますが、藤田、松井を内野ゴロに打ち取ってなんとかリードを保って9回につなげます。つーかお前ら菊池のランナーだけ返してるんじゃねーよw
9回は当然涌井が登板。ガルシアセカンドゴロ、銀次セカンドライナー、牧田セカンドゴロという完璧な内容で締めてゲームセット。今日から始まる10連戦の初戦を取りました。ちなみに札幌ではファイターズが引き分けたため、ゲーム差は1に縮まっています。
2012/09/24(月)最後の山場
【西武】雄星が10連戦の先陣切る! - プロ野球ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20120924-1022439.html
明日から10連戦です。これが最後の山場になるでしょう。ローテーションはこんな感じになるんでしょうか。
25日(E):菊池(中6日) 26日(E):牧田(中6日) 27日(E):野上(中5日) 28日(F):石井(中5日) 29日(F):岸 (中5日) 30日(Bs): 1日(M):菊池(中5日) 2日(M):牧田(中5日) 3日(E):野上(中5日) 4日(E):石井(中5日)
中5日で回しても一枚足りません。最後だから先発には頑張ってもらって中4日で回せば一応埋まりますが、それでどこまでゲームが作れるのか不安な面もあります。勝ちパターンのリリーフ陣に疲れが見えているので、先発にはできるだけ長く投げてもらいたいところでもありますし。
このローテで行くと、ファイターズ戦は石井と岸。このところの石井はかなり不安なので、できれば野上を持って行きたいところではありますが、そうすると27日に投げるピッチャーがいなくなります。
……つーか、よく先発5枚で回してこの位置にいるな。
2012/09/23(日)奪首ならず
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第22回戦】 (2012年9月23日:西武ドーム) 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 2 2 0 2 6 埼玉西武 1 0 0 0 1 0 0 0 0 2 [勝] モルケン 2勝1敗0S [敗] 岸 10勝11敗0S [本塁打] 6回表 中田 21号 2ラン (岸) 9回表 糸井 7号 2ラン (松永)
ライオンズ打線はファイターズ先発の中村を攻め、中村のタイムリーで1点を先制します。しかし、この回は1点止まり、さらに2回にもチャンスを作りながら無得点と、中村を引きずり下ろすところまで行かなかったのが後々響いてきます。
ライオンズは5回にオーティズのタイムリーで1点を追加しますが、直後の6回表、そこまで好投を続けていた岸が、中田に一発を浴びてあっという間に同点に追いつかれてしまいました。7回には2番手のウィリアムスが中田に2点タイムリーツーベースを浴びて勝ち越しを許し、9回には糸井の2ランで勝負あり。スイープが手に届きかけていた3連戦でしたが、結局2勝1敗で終えることになりました。
勝てそうなゲームだっただけに悔いは残りますが、勝ち越せたということで最低限のノルマは達成したと言えるでしょう。ここで負け越していたらかなり優勝から遠ざかるところでしたからね。ただ、ここで順位を逆転できなかったことで、来週の札幌でのファイターズ2連戦が負けの許されない戦いになってきそうです。とはいえ、まずは目の前の戦いです。一日移動日を挟むことですし、ズルズルと連敗せずに食らいついていって欲しいと思います。
2012/09/22(土)連日の逆転勝ちで0.5差
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第21回戦】 (2012年9月22日:西武ドーム) 北海道日本ハム 3 1 0 0 0 0 0 0 0 4 埼玉西武 0 1 1 0 0 0 1 2 x 5 [勝] 長田 2勝1敗1S [S] 涌井 1勝5敗26S [敗] 増井 5勝5敗7S [本塁打] 1回表 陽 7号 ソロ (石井)
初回に陽の先頭打者ホームランでファイターズが先制。さらに小谷野、ホフパワーのタイムリーでこの回ファイターズは3点を上げます。ライオンズ先発の石井は、わずか2つのアウトしか取れずにノックアウト。確かに普段から立ち上がりの悪い石井ではありますが、今日はちょっと修正できそうな雰囲気ではありませんでしたし、思い切った采配ではありましたがこの交代は正解だったと思います。
初回からリリーフをつぎ込むという苦しい展開でしたが、中継ぎ陣は非常にいい仕事をしてくれました。2番手十亀は2回1/3を1失点。3番手岡本篤は3回を無失点。この踏ん張りがあったからこそ、打線の反撃につながったと思います。
2回までに4点のビハインドを背負ったライオンズですが、その後小刻みに点を返していきました。2回には炭谷のタイムリー、3回には中島のタイムリーで2点差に詰め寄ります。しかし、さらに続くノーアウト一二塁のチャンスで、中村のレフトフライで二塁ランナー秋山が飛び出してダブルプレイ。もったいないプレイでチャンスをつぶしてしまいました。
その後は両チームの投手陣が踏ん張ってゼロが続きますが、終盤に入って再び試合が動き始めます。
7回裏、浅村のタイムリーで1点差。2点差なのにノーアウト一塁から炭谷が送ったのであれっと思ったのですが、結果的にはここで1点をもぎ取ったのが効いてきます。8回裏、ノーアウト一二塁から鬼崎がスリーバントを決めて二三塁。続くヘルマンのライト前タイムリーで同点に追いつくと、続くカーターのショートゴロを金子が弾いてついに勝ち越し。カーターの足を考えれば、普通に処理していれば間違いなくゲッツーでチェンジだっただけに、大きなミスになってしまいました。
昨日と似たような展開で8回に勝ち越したライオンズは、9回にはいつものように涌井を投入し、1番から始まるファイターズの攻撃を三者凡退に抑えてゲームセット。連勝でゲーム差を0.5に縮めました。
それにしても今日の打線の粘りは素晴らしかった。9連戦中の連敗で雰囲気が悪くなりかけましたが、完全に嫌なムードが吹き飛びましたね。
2012/09/21(金)天王山
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第20回戦】 (2012年9月21日:西武ドーム) 北海道日本ハム 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 埼玉西武 1 0 0 0 0 0 0 3 x 4 [勝] ウィリアムス 4勝3敗4S [S] 涌井 1勝5敗25S [敗] 吉川 13勝5敗0S [本塁打] 1回裏 浅村 5号 ソロ (吉川)
セ・リーグはぶっちぎりでジャイアンツが制しましたが、パ・リーグはまだまだ熱い戦いが続きます。今日からはライオンズとファイターズの首位攻防3連戦です。
ライオンズの先発は野上でしたが、ピリッとしない立ち上がりでした。初回、糸井のタイムリースリーベースと中田のタイムリーでいきなり2点を失います。熊代のまずいプレイもあったとはいえ、ちょっと不安な立ち上がりでした。しかし、野上はその後完璧に立ち直り、2回から7回までノーヒット。8回にオーティズのエラーでピンチを迎えたところで降板しましたが、この首位攻防戦で7回1/3を5安打は素晴らしい。
打線は初回に浅村の初球先頭打者ホームランで1点を返しますが、吉川の前に7回までわずか2安打。重い重い1点になりそうでしたが、8回表のピンチをウィリアムスが凌いだところで流れが転がり込んできました。
8回裏、先頭の熊代がヒットで出塁。炭谷が送りバント失敗の後、大崎が1アウトから送って2アウト二塁とすると、浅村のタイムリーでまずは同点。さらに秋山がセンター前ヒットでチャンスを広げ、中島の左中間を破るタイムリースリーベースでゲームをひっくり返しました。9回は涌井が締めてゲームセット。大事な天王山の初戦を取りました。
ゲーム差を考えると、来週の2連戦と合わせた直接対決5試合を4勝1敗で行くくらいでないと厳しいわけですが、まずは第一関門突破です。明日の予告先発は石井とウルフ。石井はこのところ良かったり悪かったりという感じですが、明日は良いほうの石井でありますように。