2014/04/04(金)手も足も出ない
【オリックス vs 埼玉西武 第1回戦】 (2014年4月4日:京セラドーム大阪) 埼玉西武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 オリックス 1 0 1 0 0 1 0 0 x 3 [勝] 金子 1勝0敗0S [岸] 岸 0勝2敗0S
開幕して1週間。再び開幕投手にローテーションが回ってきました。ライオンズの先発は岸、バファローズの先発は金子です。
今日は金子の素晴らしいピッチングに尽きるのではないでしょうか。毎回の14三振を奪う力投で無四球完封勝利。ヒットもわずかに浅村が2本放っただけでした。完敗です。
岸のピッチングも悪くはなかったのですが、初回、3回と序盤に簡単に点を取られたのはいただけない。相手の上手いバッティングにやられた開幕戦のときとは違い、今日の序盤の失点は防がなければいけませんでした。エースは相手に先に点をやってはいけないのです。
それにしても打線が深刻です。今日は右ピッチャーが相手だったので、森本、渡辺を無理に使う必要がなかったとはいえ、5番脇谷というのはやはり厳しい。まあ、いつまでも不調が続くわけでもないでしょうし、しばらくは辛抱して見守るしかないのかもしれませんね。
2014/04/03(木)右打者が足りない
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第2回戦】 (2014年4月2日:QVCマリンフィールド) 埼玉西武 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 [勝] 野上 1勝0敗0S [S] 十亀 0勝0敗1S [敗] 古谷 0勝1敗0S
平日ですがデーゲームでした。球場側の都合だったりするんでしょうか……?
右打者不足が深刻なライオンズは、イーグルス戦の対サウスポーの試合では6番DH森本という一部マニアの話題をかっさらうオーダーを組みましたが、今日も5番ファースト渡辺というオーダー。マニアばかりの私のTwiterのTLは騒然です。
さて試合は、ライオンズ先発の野上、マリーンズ先発の古谷とも、立ち上がりに苦労しました。
ライオンズは初回、1アウト満塁からランサムの押し出しフォアボール、秋山の2点タイムリーで3点を先制します。しかし、マリーンズはその裏、井口のタイムリーで1点を返しました。
その後は両投手とも立ち直って0が続きます。結局、野上は8回を108球という省エネ投球でマウンドを降りました。100球までなら完璧なんだよね。
ところが9回裏、2番手の十亀は連続フォアボールとヒットでノーアウト満塁という絶体絶命のピンチを背負います。しかし、角中をライトフライ、ブラゼルをセンターフライ、サブローをショートゴロに打ち取り、なんとか逃げ切りました。
これでライオンズは開幕3連敗のあと2連勝。マリーンズは開幕5連敗となりました。明日の予告先発はライオンズが岡本洋、マリーンズが藤岡です。
……って、また左ピッチャーかよ。そろそろ勘弁してください。
2014/04/02(水)今シーズン初勝利
【千葉ロッテ vs 埼玉西武 第1回戦】 (2014年4月1日:QVCマリンフィールド) 埼玉西武 0 0 2 0 0 1 0 1 2 6 千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 1 0 2 [勝] 牧田 1勝0敗0S [敗] 涌井 0勝1敗0S [本塁打] 8回表 ランサム 1号 ソロ (吉原) 9回表 浅村 2号 2ラン (吉原)
ともに開幕カード3連敗を喫したライオンズとマリーンズの対戦はライオンズが制し、ようやく今シーズンの初日が出ました。
ライオンズ先発の牧田は初回に角中のタイムリーで1点を失いますが、その後は立ち直りました。去年のCSでは色々あったマリーンズが相手なだけに、期するものもあったのでしょう。
対するマリーンズ先発の涌井は初回こそ三者凡退に抑えましたが、2回以降は毎回のように得点圏にランナーを背負う苦しいピッチング。ここ数年はよく見た光景です。ライオンズ打線が湿っているので3失点で済んだな、という印象でした。
打線はまだ全開とは行きませんが、ようやく点が取れるようになってきました。8回にはランサムの来日初ホームランがあり、9回には浅村の2試合連続ホームランがありました。全体を通してみればまだまだ湿っている打線ですが、状態は上向きになりつつあるといったところでしょう。
しかし、イーグルス戦での指名打者森本というオーダーも苦しかったですが、今日の5番ファースト脇谷というのも相当に苦しい。しかし、森本のときと同様、代案があるかというとそうもいかないわけで。
現時点のことだけを考えれば、浅村をファーストに回してセカンドにバットの振れている鬼崎を入れるのがベストなのでしょうが、浅村の守備を鍛えたいという思惑もあるでしょう。ただ、今日ホームランを放ったランサムを5番に上げてくるかもしれませんね。
2014/04/01(火)万愚節
2014/04/01(火)新サービスの運用を開始しました
2014年4月1日、Thunder Clawの新サービス「汝は俺達なりや?」を公開しました。
概要
あるプロ野球チームでのお話です。
「俺達」と呼ばれるピッチャーが一軍に紛れ込み、投手陣の貴重な白星を消してしまうという事件が多発するようになりました。
白星が減ってはオフに銭闘することもできません。これは一大事です。そこで投手陣はミーティングで話し合い、一日に一人、俺達だと思う選手を二軍送りにすることにしました。
果たして投手陣はチームを守ることができるのでしょうか? それとも、俺達に燃やし尽くされてしまうのでしょうか? 勝敗を決するのは、あなたの知恵と話術です。
役割
このゲームに参加するプレイヤーは以下のいずれかの役割を演じることになります。
投手
特殊能力はありません。俺達を全員二軍送りにすることが勝利条件です。
俺達
一日に一人、投手の白星を消して二軍送りにすることができます。投手の残り人数を俺達の残り人数未満にすることが勝利条件です。なお、俺達は自分以外の誰が俺達であるかを知っています。
兼任コーチ
試合の際、指定した選手が投手であるか、俺達であるかを見抜くことができます。投手に含まれ、勝利条件は投手と同一です。
ベテラン
試合やミーティングで二軍送りになった選手が投手であるか、俺達であるかを知ることができます。投手に含まれ、勝利条件は投手と同一です。
クローザー
指定した投手の白星を守ることができます。ただし、自分自身の白星を守ることはできません。投手に含まれ、勝利条件は投手と同一です。
僕達
投手でありながら俺達を崇拝する投手です。特殊能力はありません。俺達が有利になるように行動してください。投手としてカウントされるものの、勝利条件は俺達に準じます。
遊び方
このゲームは非電源ゲームをもとにした対人ゲームです。インターネットの向こう側のプレイヤーと遊びます。なお、プレイヤーの人数が少ない場合は、当システム自慢のAIがお相手いたします。
まず、トップページからログインしてください。プレイヤー名を入力するだけで、アカウントの作成は不要です。ログインするとランダムで役割が割り振られます。勝利条件を満たせるよう頑張りましょう!
ゲームは「試合」と「ミーティング」を交互に繰り返すことで進行していきます。
試合
俺達のプレイヤーは、誰の白星を消すかをラジオボタンで選択します。クローザーのプレイヤーは、誰の白星を守るかをラジオボタンで選択します。
兼任コーチのプレイヤーは、どのプレイヤーの正体を見抜きたいかをラジオボタンで選択します。そのとき、即座に結果を知ることができます。
きくちさんは俺達ではありません。
そのほかのプレイヤーにできることはありません。天に祈りましょう。
ミーティング
先程の試合で俺達に勝ち星を消された人が公表されます。
にしぐちさんの勝ち星が消えてしまいました。
該当プレイヤーは残念ながら二軍送りとなり、ゲームから除外されます。このとき、ベテランのプレイヤーは、二軍送りになったプレイヤーが俺達であるかそうでないかを知ることができます。
にしぐちさんは俺達ではありませんでした。
さて、ここからはチャットタイムです。俺達を排除するために議論してください(あるいは、議論を混乱させてください)。
このとき、自分の正体を明かしたり、偽ったりすることは特に禁じられていません(もちろん、信じてもらえるかは別の話です)。勝利のためにあなたの話術を駆使してください。
きし:早いところ俺達を排除して安心したいところですね まきた:そういえば、俺達って「お」で始まる名前が多いらしいですよ おかもとあつ:嫌だなぁ、僕が俺達なわけないじゃないですか おおいし:そうですよねぇ
指定された時間が過ぎると、投票タイムに移ります。ラジオボタンで投票するプレイヤーを選択してください。最多得票者が二軍落ちとなります。このとき、誰が誰に投票したかはすべてオープンにされます。
きし:おかもとあつさんに投票 まきた:おかもとあつさんに投票 きくち:おかもとあつさんに投票 おかもとあつ:きくちさんに投票 おおいし:きくちさんに投票 投票の結果、おかもとあつさんが二軍落ちとなりました。
以降、投手陣、もしくは俺達が勝利条件を満たすまで試合とミーティングを繰り返します。
技術面
Python3.3 + Django1.6 + PostgreSQL + textsearch_jaで構築しています。Thunder Clawの過去作品はすべてDjango1.5以前でPython2.7だったのですが、今回はPython3に正式対応したDjango1.6を使用し、Python3で構築してみました。
今回特に力を入れたのはAIの思考ルーチンです。AIはプレイヤーの発した言葉を解析し、それにふさわしい言葉を返します。また、AIが俺達の場合、プレイヤーを欺くための言葉すら発します。
もちろん、プログラム的にAIがプレイヤーの役割を知ることもできるわけですが、そんな卑怯な真似は一切しておりません。プレイヤー同士の駆け引き同様、AIとの駆け引きもお楽しみいただけると自負しております。
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まずは落ち着いてカレンダーを見てください。