2014/03/31(月)開幕3連敗
【埼玉西武 vs 東北楽天 第3回戦】 (2014年3月30日:西武ドーム) 東北楽天 2 1 0 0 0 0 2 2 0 7 埼玉西武 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 [勝] 辛島 1勝0敗0S [敗] レイノルズ 0勝1敗0S [本塁打] 6回裏 浅村 1号 ソロ (辛島)
開幕カード3連敗となってしまいました。
ライオンズ先発のレイノルズは、味方の守備に足を引っ張られて6回3失点。自責点が0ですし、失点そのものを責めるつもりはありませんが、打たれた2本のタイムリーはいずれも完璧に打たれていました。ボークもありましたし、セットポジションでのピッチングが今後の課題になるかもしれませんね。
とはいえ、全体的に見ればまずまずの内容でしたし、今後もローテーションとして計算できるピッチングを見せてくれたと思います。次回登板が楽しみです。
一方、2番手以降にはかなりの不安が残りました。7回には岡本篤が反撃ムードを一気にしぼめる不甲斐ないピッチングを披露すると、3番手高橋も4安打を集中されて2失点。9回に投げた十亀も2四球を出す危なっかしいピッチングでした。
まあ、十亀はいつもどおりと言えばいつもどおりですし、岡本篤もいつもどおりと言えばいつもどおりなのですが、高橋がちょっと心配ですね……。今シーズン初登板で緊張していただけであればいいんですけど。
打線はわずか3安打に抑え込まれ、浅村のホームランで1点を返すのが精一杯。その浅村がようやくお目覚めしたというのは明るいニュースですが、それ以外はまったく希望が見えない打線です。そもそも右打者不足で、昨日今日と森本が指名打者を打たざるをえないあたりが苦しい。上本、脇谷が左を苦にしないタイプなら良かったんですが……。
2014/03/30(日)冷え切った打線
【埼玉西武 vs 東北楽天 第2回戦】 (2014年3月29日:西武ドーム) 東北楽天 1 0 1 0 1 2 0 0 0 5 埼玉西武 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 [勝] 塩見 1勝0敗0S [S] ファルケンボーグ 0勝0敗1S [敗] 菊池 0勝1敗0S [本塁打] 6回表 ユーキリス 1号 ソロ (菊池)
昨年途中に離脱してから久しぶりの登板となった菊池ですが、今回はあまりピリッとしませんでした。特にどのボールが悪い、という感じではありませんでしたが、思うように空振りが取れずに苦労していた印象です。
打線も塩見の前にわずか3安打に抑え込まれました。2回にランサムのタイムリーツーベースと炭谷の犠牲フライでいったんは逆転しましたが、そのあとはチャンスらしいチャンスすら作れず。オープン戦終盤で打線は持ち直してきたと思いましたが、どうやら気のせいだったようです。
明るいニュースとしては、ルーキーの豊田がオープン戦と同様、落ち着いたピッチングを見せてくれたことでしょうか。年齢が行っているとはいえ、とてもルーキーとは思えないくらい落ち着いていました。岡本篤さんも少しは見習ってください。
2014/03/29(土)開幕!
【埼玉西武 vs 東北楽天 第1回戦】 (2014年3月28日:西武ドーム) 東北楽天 0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 埼玉西武 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 [勝] 則本 1勝0敗0S [敗] 岸 0勝1敗0S [本塁打] 2回表 松井稼 1号 2ラン (岸)
いよいよ2014年シーズンが始まりました。今シーズンもよろしくお願いいたします。
ライオンズの開幕投手は岸。初回は三者凡退の完璧な立ち上がりを見せてくれましたが、2回、松井稼にインコースの球を上手く打たれてライトスタンドに運ばれてしまいます。エースだったら序盤に先制点をやるな、と何度も繰り返してきた当ブログですが、さすがにこの球は責められないかな。打った松井を褒めましょう。
対するライオンズは2回、2アウト二塁から熊代のタイムリーツーベースで1点を返します。しかし、このあと則本が踏ん張り、同点までは至りませんでした。
中盤以降はゼロが続き、結局岸は7回2失点で降板。何度かピンチはありましたが、よく踏ん張ってくれたと思います。
8回からマウンドに登ったのは岡本篤。岡本篤は今年も岡本篤でした。先頭の岡島にフォアボールを与えると、藤田が送って1アウト二塁。銀次三振、ジョーンズフォアボールのあと、ユーキリスに痛烈な当たりを打たれます。打球がレフト正面だったために事なきを得ましたが、開幕からこんなピッチングを見せられるとちょっと不安ではあります。
なんとかピンチをしのいだライオンズはその裏、2アウト二三塁で浅村という絶好のチャンスを迎えましたが、当てるのが精一杯のライトフライに倒れて同点、逆転はなりません。
9回にも1アウトから脇谷、ランサムの連打で一二塁のチャンスを作りましたが、今日2安打の炭谷が完全に打たされてショートゴロゲッツーで万事休す。今年の開幕戦を白星で飾ることはできませんでした。
まあ、144分の1ですよ、144分の1。明日からまた頑張りましょう。
2014/03/28(金)2014年プロ野球順位予想
いよいよ明日、というかもう今日ですが、2014年のペナントレースが開幕します。せっかくなのでこの時期順位予想を。どうしても情報収集がパ・リーグに偏ってしまっているので、セ・リーグはサラッと流してしまっています。すみません。
パ・リーグ
1. 福岡ソフトバンク
2. 埼玉西武
3. 東北楽天
4. 千葉ロッテ
5. 北海道日本ハム
6. オリックス
あれだけの補強をしたホークスを素直に優勝予想するのは悔しいです。そこで、どうやってホークスを引きずり下ろそうか考えたとき、2つのシナリオが浮かびました。
一つはおかわりが日本記録を塗り替えるほどのホームランを量産すること。もう一つは沢村賞投手涌井秀章が発見されることです。
……オープン戦を見る限り、それはちょっと無理っぽいよな、ということで、誠に遺憾ながらホークスを優勝と予想します。なお、秋には呆然とする松中2014が公開される予定です。
2位はライオンズ。岸、牧田が順調そうで、レイノルズもなかなか期待できそうなピッチングを見せてくれています。リリーフ陣も十亀が後ろに回って少しは締まってくれるのではないかなと。打線もオープン戦終盤に来てようやく目を覚ましてくれました。なお、今年は中継ぎの西口さんが8勝をマークし、通算200勝に望みを繋ぐ予定です。
3位はイーグルス。確かに田中の穴は大きいですが、ではその穴だけでBクラスに沈むかというとそこまでとは思えません。松井がどこまでやれるか注目です。
マリーンズは投打のバランスが取れており、当然のごとく上位に食い込んでくるはずですが、おそらく契約で先発の縛りがある涌井が今の状態では足枷になりそうです。
ファイターズは吉川次第だと思いますが、さすがに去年ほどメロメロということはないものの、一昨年並みの活躍を期待できる状態でもなさそうです。打線も一時期のような怖さはなくなっています。ロマンの塊・大谷をライトか先発かどちらかに固定してしまえば穴を埋められるのでしょうけど、なかなかそういうわけにもいかないでしょうしねぇ。
バファローズは投手陣には問題はないものの、あの打線ではちょっと苦しい。イデホ、バルディリスが残った状態でヘルマンが入ればこれは脅威でしたが、今の打線ではちょっとヘルマンを活かしきれないのではないかなと思います。
2014/03/27(木)BPStudy#79に参加しました
昨日開催されたBPStudy#79に参加してきました。前々からBPStudyには興味があったものの、今まではなかなか都合がつかなかったのですが、今回は野球がテーマということで無理矢理調整して参加することにしました。そのせいで今日の仕事がすごいことになってしまったのはきっと気のせいです。
おそらく史上初めてであろう野球をテーマにしたIT勉強会。今回は以下のようなテーマの発表が行われました。
- BPStudy#79 ベテランの力 佐藤治夫さん
- BPStudy#79 野球好き資料 ゆもとみちたかさん(a.k.a.ござ先輩)
- Three Out Change !!〜アウトについて語ろう BPstudy #79 2014/3/26 中川伸一さん
ベテランがこれまで歩んできた道のりや、今どんな役割を果たしているかといった、選手の魅力にスコープを当てた佐藤さん。
投球、打撃、守備、走塁といったプレイに関わる技術や、それを活かすための戦術といった、試合の魅力にスコープを当てたゆもとさん。
セイバーメトリクスをもとに、論理的、客観的に選手を見ることができるようになる、データの魅力にスコープを当てた中川さん。
野球の魅力をそれぞれ別の切り口で語ってくれたお三方の発表は、開幕直前のテンションが上がってきた時期にふさわしい、実に素晴らしい内容でした。
その後の懇親会も含め、4時間延々と野球漬けでしたが、本当に時間があっという間に感じられました。参加されたみなさん、ありがとうございました。みなさんにとって今年がいいシーズンでありますように。