2017/05/26(金)先勝

2017/05/26 23:35
【東北楽天 vs 埼玉西武 第7回戦】
(2017年5月26日/Koboパーク宮城)

埼玉西武  0 0 0  0 0 0  0 5 0  5
東北楽天  0 0 0  1 0 0  0 0 0  1

[勝] 菊池 5勝2敗0S
[敗] 森原 1勝3敗0S

ライオンズ菊池、イーグルス森の左腕同士の息詰まる投手戦になりました。

先制したのはイーグルス。4回裏、2アウト二塁から、松井稼のレフト前タイムリーで1点を先行します。低めのそれほど悪いボールではなかったと思いますが、上手く拾われてしまいました。

ライオンズは5回に2アウト一二塁のチャンスを作りますが、炭谷がサードライナーで得点ならず。6回にも2アウト一塁から中村がレフトにいい当たりを飛ばしましたが松井稼の守備範囲。なかなか得点に結びつけることができません。

試合が動いたのは8回でした。先頭の木村文がフォアボールで出塁し、炭谷が送ったあとに秋山のセカンド内野安打で1アウト一三塁。ここで源田のスクイズがフライになりましたが、一塁線際の絶妙なところに落ちてタイムリー内野安打となり、ライオンズが同点に追いつきます。さらに、続く浅村が右中間を破る2点タイムリーツーベースで一挙に逆転。さらに代打栗山の2点タイムリーツーベースで駄目を押しました。

結局、菊池は8回まで投げて4安打1失点。見事なピッチングでした。9回は増田が登板し、エラーなどもあって1アウト一二塁のピンチを招きますが、最後は藤田を打ち取ってゲームセット。首位イーグルスとの初戦を取って連勝を5に伸ばしました。この逆転勝ちは大きい。

2017/05/25(木)ガルセス来日初勝利

2017/05/25 21:52
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第10回戦】
(2017年5月25日/埼玉県営大宮公園野球場)

北海道日本ハム  0 1 0  3 0 1  0 0 0  5
埼玉西武     0 0 1  0 1 4  2 0 x  8

[勝] ガルセス 1勝0敗0S
[S] 増田   1勝1敗8S
[敗] 谷元   0勝2敗0S

[本塁打]
  2回表 レアード 13号 ソロ  (十亀)
  6回裏 秋山    8号 3ラン (谷元)

前回登板で今シーズンの初勝利を挙げた十亀でしたが、今日はいつもの十亀に戻ってしまいました。6回途中まで投げて5失点。浅村、中村のエラーに足を引っ張られた部分もあるにせよ、ちょっと擁護できないようなピッチングでした。辻監督もいつまで我慢するんですかね……。

一方で、2番手以降はほぼ完璧な継投でした。ガルセスは西川を三球三振で6回を締めくくり、7回からは牧田、シュリッター、増田のいつものリレー。7回以降は本当に安心して見ていられます。また、ガルセスは来日初勝利をマークしました。

打線も奮起しました。3回に中村のタイムリー、5回に栗山のタイムリーでじわじわと追い上げると、5回には秋山の3ランと浅村のタイムリーで逆転に成功。7回には秋山の2点タイムリーで駄目を押しました。5回の浅村のタイムリーは、秋山のホームランでランナーがいなくなったあと、源田が石井一のエラーで出塁し、ボークで二塁に進んだあとの一本で、相手のミスに上手くつけ込むとができました。

さて、明日からは仙台でイーグルスとの3連戦。ここできっちり差を縮めて、いい形で交流戦に入りたいところです。

2017/05/24(水)

2017/05/24 23:05

超がんばれ。

西武誠、28日楽天戦で今季初先発濃厚 ウルフ離脱 - 野球 : 日刊スポーツ

去年あたりの誠のピッチングを見ると、まだまだ一軍レベルには達していないという印象を受けたのですが、どうやら球速も上がってきたようで、期待して見ることができそうです。

ウルフの離脱はチームとしては痛いのですが、登板が回ってきた誠には大きなチャンスです。このままローテを奪ってしまうくらいの好投を期待しています。

2017/05/23(火)完封リレー

2017/05/23 21:22
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第9回戦】
(2017年5月23日/上毛新聞敷島球場)

北海道日本ハム  0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
埼玉西武     1 0 0  0 0 0  1 0 x  2

[勝] 野上 4勝4敗0S
[S] 増田 1勝1敗7S
[敗] 加藤 3勝3敗0S

[本塁打]
  1回裏 秋山  7号 ソロ (加藤)

秋山の初回先頭打者ホームランでライオンズが1点を先制しますが、その後は試合は膠着状態に入ります。ライオンズ野上、ファイターズ加藤とも、完璧、という感じではありませんでしたが、よく踏ん張って投げていたと思います。

試合が動いたのは7回裏。先頭の栗山がヒットで出塁し、外崎が送って1アウト二塁。続く木村文の当たりはセカンドとセンターの間に堕ちるポテンヒットで一三塁とします。最初からセンターに任せていれば何でもないフライだったと思いますが、ヒットはヒットです。

この1アウト一三塁のチャンスから、炭谷がきっちりスクイズを決めて2点目を挙げました。ライオンズからすればしてやったりの展開ですが、ファイターズもちょっと無警戒過ぎたように見えました。だって炭谷さんですよ?

結局、ライオンズは野上のあと、牧田、シュリッター、増田とつないで完封リレー。シュリッターがやや危ないところがありましたが、これで3連勝。貯金を今季最多の6としました。

2017/05/22(月)栗山サヨナラ弾!

2017/05/22 22:10
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第9回戦】
(2017年5月21日/メットライフドーム)

福岡ソフトバンク  0 0 0  0 0 5  0 0 1   6
埼玉西武      1 0 3  0 0 1  0 1 1x  7

[勝] 増田 1勝1敗6S
[敗] 岩崎 1勝1敗1S

[本塁打]
  3回裏 浅村  5号 ソロ (寺原)
  8回裏 炭谷  2号 ソロ (森)
  9回表 松田  8号 ソロ (増田)
  9回裏 栗山  3号 ソロ (岩崎)

ライオンズは初回、ノーアウト一二塁のチャンスから、浅村が送りバントでチャンスを広げると、中村の内野ゴロの間に1点を先制します。

主軸がバントをすることがすなわちチームプレイだとは思いませんが、このバントには浅村の勝つための意思が見えました。敗れた金曜日の試合、同点の3回にもノーアウト一二塁の場面があり、そのときは浅村、中村、メヒアが倒れて無得点。これが大きく響いて連勝がストップしています。そのことが頭にあったのかもしれません。いずれにせよ、1点を挙げたこと以上に大きなバントになりました。

ライオンズは3回に浅村のホームランと外崎の2点タイムリーで突き放します。ウルフの出来を考えてもこれで決まりかと思ったのですが、6回表、そのウルフがつかまります。今宮の2点タイムリーツーベースと内川のタイムリーで3点を失い、ここで脇腹を気にする仕草を見せながら降板。さらに2番手の武隈が松田に2点タイムリーを浴びて逆転を許しました。

しかしその裏、先頭の源田がスリーベースで出塁すると、続く浅村の浅めのライトフライでタッチアップからホームイン。見事な走塁で1点をもぎ取って同点に追いつきます。

8回には炭谷さんがまさかのホームランで勝ち越しに成功。9回は増田が締めて終わり……のはずだったのですが、1アウトから松田に一発を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

9回裏、先頭のメヒアはライトフライに倒れますが、続く栗山が、1-1からの3球目をとらえ、センターバックスクリーンの右へ飛び込むサヨナラホームラン! このところ栗山とは思えないような三振が多く、また、金曜日の試合でも当然代打で出てくると思われた場面でも出てこなかったりで、ちょっと心配していたのですが、こういう力強い打球が打てるのであれば大丈夫でしょう。

これでライオンズは3カード連続の勝ち越しです。