2018/09/18(火)マジック10
【埼玉西武 vs 北海道日本ハム 第20回戦】 (2018年9月18日/メットライフドーム) 北海道日本ハム 0 0 0 0 0 0 3 0 1 4 埼玉西武 2 2 0 0 1 1 1 0 x 7 [勝] 多和田 15勝5敗0S [敗] 加藤 5勝7敗0S [本塁打] 1回裏 秋山 20号 ソロ (加藤) 2回裏 浅村 28号 2ラン (加藤) 5回裏 山川 42号 ソロ (加藤) 7回表 大田 14号 3ラン (野田)
ライオンズが5連勝でマジックを10に減らしました。監督もおっしゃっていましたが、大事な3連戦を終えたところで燃え尽きなかったところは評価していいと思います。ホークスも勝っているのでマジックがすぐに消滅する可能性はまだ残っていますが、今日のように一試合一試合を大事に戦ってほしいと思います。
多和田は粘りのピッチングで6回1/3を1失点。2位に2差となる15勝目をマークしました。打つほうは浅村、山川のアベックアーチに加えて、秋山が先頭打者ホームランで20号到達。チーム4人目の20本塁打となりました。外崎が復帰までにどれだけかかるか分からないところではありますが、こうやってみんなの力で穴を埋めてほしいと思います。
2018/09/17(月)骨と牙とマジックと
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第21回戦】 (2018年9月17日/メットライフドーム) 福岡ソフトバンク 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 埼玉西武 4 0 0 0 0 0 3 1 x 8 [勝] 増田 1勝4敗11S [敗] ミランダ 3勝1敗0S [本塁打] 1回裏 栗山 7号 満塁 (ミランダ) 2回表 上林 21号 ソロ (ウルフ) 7回裏 中村 26号 3ラン (スアレス)
今日は朝からPyCon JP 2018に参加していたため、ときどき一球速報を追うくらいでリアルタイムで試合を見ることはできませんでした。先ほど栗山と中村のヒーローインタビューを見て目頭が熱くなっています。マジック点灯でこれだと、優勝したら間違いなく泣くでしょうねw
打のヒーローは先制グランドスラムの栗山と駄目押し3ランの中村で文句なしですが、投のヒーローは1回2/3を抑えて勝ち投手になった増田はもちろん、7人を完璧に抑えた小川の働きが見事でした。先発のウルフが打球を受けて3回途中で降板し、2番手の武隈もピリッとしない中で、この二人がゲームを立て直してくれました。語彙力がなくて申し訳ないのですが、素晴らしいの一言です。
千賀、大竹、ミランダを立ててきたホークスに対し、郭、今井、ウルフのローテで臨んだこの首位攻防3連戦は、ライオンズファンですら予想しなかったライオンズの3連勝に終わりました。これでホークスの自力優勝が消え、ついにライオンズに優勝マジック11が点灯しています。
マジックが点灯したとはいえ、明日消える可能性もあるわけで、やはり目の前の試合を一つ一つ取っていくことが大事です。そういった意味で、明日の多和田には前回同様のいいピッチングを期待しています。この3試合でだいぶリリーフも疲弊していますしね。
2018/09/16(日)天王山2連勝
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第20回戦】 (2018年9月16日/メットライフドーム) 福岡ソフトバンク 0 0 1 2 0 0 0 1 1 5 埼玉西武 4 4 0 0 0 0 0 0 x 8 [勝] 今井 5勝4敗0S [敗] 大竹 2勝1敗0S [本塁打] 1回裏 山川 41号 2ラン (大竹)
1回表、1アウト二塁の場面で、中村晃の打球は右中間フェンス一杯の大飛球でしたが、金子侑がダイビングキャッチして二塁ランナーは動けず。4番グラシアルを三振に打ち取りピンチをしのぎました。ライオンズ先発今井にとって大きなプレイになりました。
その裏ライオンズは秋山がヒットで出塁したあと、源田のタイムイリースリーベース、浅村のタイムリーツーベース、山川のホームランで一挙に4点を先制。2回にも源田と山川のタイムリーでホークス先発の大竹をノックアウト。変わった2番手高橋礼から中村が2点タイムリーツーベースを放ち、序盤で8-0と大きくリードを広げます。
今井は6回2アウトまで投げて3失点。厳しい首位攻防戦だということを考えれば上出来でしょう。今井が残したピンチを小川が三球三振で切り抜けると、7回は野田が三者凡退。ここまでは計算通りだったと思いますが、このあとがしびれる展開になってしまいました。
4番手マーティンは明石のタイムリーツーベースで1点を返され、さらに2アウト二三塁のピンチが続きましたが、途中からマスクをかぶっている高谷をファーストゴロに打ち取り1点止まり。5番手のヒースは先頭から3連打でノーアウト満塁のピンチを招き、グラシアル、長谷川勇を連続三振に打ち取りますが、松田のタイムリーで3点差に。一発出れば逆転という大ピンチでしたが最後は上林をファーストゴロに打ち取りゲームセット。首位攻防戦を2連勝です。
試合結果自体は非常に喜ばしいのですが、ホークスは試合前の練習中に栗山の打球を頭に受けた柳田が欠場しており、ちょっと心配な状況です。続報を見ると打撲とのことですが、場所が場所なだけにやはり心配ですね……。
2018/09/15(土)天王山
【埼玉西武 vs 福岡ソフトバンク 第19回戦】 (2018年9月15日/メットライフドーム) 福岡ソフトバンク 0 1 0 0 1 1 0 0 2 5 埼玉西武 3 0 0 0 4 2 0 2 x 11 [勝] 郭 1勝0敗0S [敗] 千賀 11勝6敗0S [本塁打] 2回表 グラシアル 6号 ソロ (郭) 5回裏 浅村 27号 3ラン (千賀) 5回裏 山川 39号 ソロ (千賀) 8回裏 山川 40号 2ラン (高橋礼) 9回表 川島 3号 ソロ (野田) 9回表 上林 20号 ソロ (野田)
2位ホークスと3.5ゲーム差で迎えた天王山。ホークスのエース千賀を打ち砕き、幸先良く初戦を制しました。
今日は先発の郭がよく頑張ってくれました。5回0/3を投げて3失点。欲を言えば6回を投げきってもらいたかったですが、この大一番の緊張する中でのピッチングと考えれば仕方のない面もあるでしょう。不運な当たりもありましたし、失点よりは印象は悪くなかったです。これは来週のマリーンズ戦、そして再来週のホークス戦でそのまま先発する形になるんでしょうか。
打線は初回に千賀のワイルドピッチで先制すると、栗山の2点タイムリーツーベースで初回に一挙3点。1点差に詰め寄られた5回には浅村、山川の連続ホームランで突き放しました。6回には源田のタイムリーのあとワイルドピッチの間にもう1点挙げましたが、これも内野安打で出塁した秋山が源田のヒットで二進し、三盗を決めた直後のワイルドピッチだったので、秋山の足でもぎ取った1点といってもいいでしょう。
トドメは8回の山川の今日2本目のホームラン。パ・リーグでは2011年の中村以来という40本の大台に乗せました。一時期の不調が嘘のようにバットが振れています。実に頼もしいです。
さて、明日の予告先発はライオンズが今井、ホークスが大竹。前回の対戦では試合こそ負けていますが、大竹からは5点を奪っています。今日の勢いに乗って、いい試合を期待しています。
2018/09/14(金)一番じゃなきゃ面白くない
【埼玉西武 vs 東北楽天 第23回戦】 (2018年9月14日/メットライフドーム) 東北楽天 0 0 0 0 0 0 1 0 4 5 埼玉西武 3 1 3 0 0 0 1 2 x 10 [勝] 菊池 12勝4敗0S [敗] 古川 4勝8敗0S [本塁打] 1回裏 山川 38号 2ラン (古川) 2回裏 森 15号 ソロ (古川) 3回裏 中村 25号 3ラン (古川)
ようやくしっくり来るフォームを見つけたのでしょうか。菊池が圧巻のピッチングで8回を投げて2安打1失点。これぞエースというピッチングでした。お見事の一言です。
9回には今日一軍登録された武隈が登板しましたが、フォアボール2つとヒットでノーアウト満塁のピンチを招くと、島内に走者一掃のタイムリースリーベースを浴びてしまいます。続くウィーラーの犠牲フライでもう1点。大差があったので大事には至りませんでしたが、今年はもう戦力として計算するのは難しいんですかねぇ……。タイムリー自体は斉藤のまずい守備が原因なので可哀想な面もありますが、その前のピンチを作った過程があまりにもいただけません。
打線は浅村のタイムリーツーベースで先制したあと、山川、森、中村にもホームランで序盤で7点をリード。中盤は森に抑えられ、やっぱり左は打てないのかよという感じでしたが、4イニング目にようやく源田のタイムリーで追加点。3番手の菅原からは8回に金子侑のタイムリースリーベースと秋山のタイムリーツーベースで完全にダメを押しました。
さて、大事な9連戦の初戦を取りました。明日からはホークスとの3連戦です。ローテーション的には非常に厳しいカードなのですが、今日の打線の調子を見ると打つほうは不安はなさそうです。勝ち越しましょう。菊池がヒーローインタビューで言っていたように、一番じゃなきゃ面白くないんで。